『アメリカン・スナイパー』(ワーナー)が2週連続で1位を獲得。土日2日間で動員24万2428人、興収2億9202万2600円をあげ、累計動員は80万人、累計興収は早くも10億円を突破した。
新垣結衣が初の教師役で主演を務める『くちびるに歌を』(アスミック・エース)は、全国260スクリーンで公開され4位にランクイン。土日2日間で動員7万2900人、興収8303万3900円をあげた。原作は、全国学校音楽コンクールの課題曲となったアンジェラ・アキの「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフに、人気作家・中田永一が書き下ろした青春ストーリー。長崎県の五島列島を舞台に、臨時教師として島の中学校に赴任してきた女性ピアニストと、コンクール出場を目指す合唱部員たちが、それぞれの抱える問題や葛藤と向き合いながら成長していく姿を描く。ピアノの特訓に励み、新境地を開拓した新垣の熱演も話題となっている。
5位は、アイドル・グループ“ももいろクローバーZ”が主演を務める『幕が上がる』(ティ・ジョイ)が初登場。世界的な劇作家である平田オリザ初の同名小説を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が映画化。とある高校の弱小演劇部を舞台に、風変わりな新任教師の指導の下、全国大会を目指して演劇に打ち込んでいく部員たちの熱き青春の日々が綴られる。第38回日本アカデミー賞で最優秀助演女優を受賞した黒木華をはじめ、ムロツヨシ、清水ミチコ、志賀廣太郎ら個性派が共演。
日本のロボットアニメの金字塔「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックスをアニメ化した『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』(松竹メディア事業部)が7位。一年戦争で活躍したジオン軍のエースパイロットたちの若き日の勇姿、地球連邦軍との軋轢、開戦への道程をシャア(キャスバル)とセイラ(アルテイシア)兄妹の過去に焦点を当てて描き出す。