新作4本がランクインするも、公開16週目となる『アナと雪の女王』(ディズニー)が首位をキープ。土日2日間の成績は動員20万4445人、興収2億7438万4350円をあげ、累計動員は1,906万人、累計興収は242億円を突破した。
ジョニー・デップ主演、クリストファー・ノーラン製作総指揮によるSF大作『トランセンデンス』(ポニーキャニオン/松竹)は全国535スクリーンで公開され3位に初登場。土日2日間の成績は動員8万5845人、興収1億1795万3700円をあげた。スーパーコンピューターにアップロードされた瀕死の科学者の頭脳が、人工知能として加速度的に進化し、やがて人類の脅威と化す。共演はモーガン・フリーマン、レベッカ・ホール、ポール・ベタニー、キリアン・マーフィ、他。
4位に中島哲也監督最新作『渇き。』(ギャガ)が初登場。全国303スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員8万3420人、興収1億1228万900円をあげた。“第3回このミステリーがすごい!”で大賞を受賞した深町秋生原作の「果てしなき渇き」を映画化。失踪した娘の行方を追うロクデナシな元刑事の父親が、次第に明かされる娘の裏の顔に翻弄され、狂気と怒りで暴走していく様を描くバイオレンス・エンタテインメント。異様な執念で娘を探す父親を役所広司、謎の失踪を遂げる優等生の娘を、映画初出演となる小松菜奈が演じる他、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀など豪華共演陣が集結。
5位の『ノア 約束の舟』(パラマウント)は、公開16日目で早くも10億円を突破。今年公開された洋画実写映画では、興行収入が10億円に達するスピードが、『アメイジング・スパイダーマン2』(ソニー)に次ぐ速さとなった。
日本国民が選ぶ“最も怖い映画シリーズ”1位に選ばれたホラーの最新作『呪怨 -終わりの始まり-』(ショウゲート)は6位にランクイン。全国122スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員6万5664人、興収8575万8200円をあげた。ホラー映画初挑戦となる佐々木希が主演を務める他、青柳翔、トリンドル玲奈が共演。
10位には『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』(東宝映像事業部)が初登場。全国23スクリーンと小規模公開ながらも、トップ10にランクイン。士郎正宗原作のSFコミック「攻殻機動隊」を、新たなスタッフ・キャストを迎えアニメーション化した「攻殻機動隊ARISE」シリーズ第3弾。