『風立ちぬ』(東宝)が6週連続で1位を獲得。土日2日間の成績は動員23万7727人、興収3億2106万450円をあげ、公開37日間で累計動員640万人、累計興収80億円を突破した。また2位の『モンスターズ・ユニバーシティ』(ディズニー)も依然好成績をあげ、累計興収80億円を突破した。
3位は『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(パラマウント)が初登場。全国693スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員13万4262人、興収1億9713万4700円をあげた。SFテレビドラマとして66年に開始した人気シリーズを、J・J・エイブラムス監督が09年に新たに映画化したシリーズの続編。前作に引き続きクリス・パインやザカリー・クイントなども出演する他、TVドラマ「SHERLOCK シャーロック」のシャーロック・ホームズ役で日本でもブレイク中のベネディクト・カンバーバッチが、冷酷な悪役で出演することでも注目を集めている。またIMAXシアターでの鑑賞を待ち望んでいたファンが各地のIMAXシアターに殺到し、各回の完売が相次ぎ、IMAXでのシェアは13.3%と高い数字を記録している。
6位に『ガッチャマン』(東宝)が初登場。全国307スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員9万318人、興収1億1569万7600円をあげた。1972年に放送がスタートしたTVアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」を、「カイジ」シリーズの佐藤東弥監督が実写映画化。5人のガッチャマンを務めるのは、松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平といった今が旬の若手俳優陣。さらに、中村獅童、光石研、岸谷五朗といった実力派が脇を固め、ハリウッド映画にも引けを取らないVFX満載の本格ヒーロー・エンターテインメントとしてスクリーンに蘇っている。