レオナルド・ディカプリオ主演の『華麗なるギャツビー』(ワーナー)が1位で初登場。全国571スクリーンで公開され、土日2日間の成績は、動員11万3172人、興収1億6183万3900円をあげ、ヒットスタート。米作家F・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」を、「ロミオ+ジュリエット」でもディカプリオとコンビを組んだバズ・ラーマン監督が映画化。1920年代のニューヨークを舞台に、ある日突然、人々の前に現れたミステリアスな大富豪ギャツビーの知られざる過去と、上流階級の女性との禁じられた愛が描かれる。共演はトビー・マグワイア、キャリー・マリガン、他。
5位は、『俺はまだ本気出してないだけ』(松竹)。全国147スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員5万0846人、興収6803万0500円をあげた。青野春秋の同名人気漫画を、ドラマ「勇者ヨシヒコと魔王の城」等の福田雄一監督が映画化。42歳でバツイチ子持ちの大黒シズオが、“本当の自分を探す”ために会社を辞め、突然漫画家になると宣言したことから珍騒動が巻き起こる。見た目も中身もダメダメな中年男に堤真一が扮し、ムロツヨシ、佐藤二朗ら福田作品おなじみの俳優も顔を揃えている。
8位は、『二流小説家 シリアリスト』(東映)。全国172スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員2万5469人、興収3259万7800円。俳優の上川隆也が映画初主演を果たし、海外ミステリー部門として初の3冠を達成したデイヴィッド・ゴードンの小説「二流小説家」を映画化したミステリー・サスペンス。武田真治が上川演じる売れない小説家を翻弄する連続殺人犯の死刑囚を演じ、片瀬那奈、平山あや、小池里奈、黒谷友香といった女優たちが脇を固めている。