‘新劇場版’シリーズ4部作の第3弾『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(ティ・ジョイ/カラー)が全国224スクリーンで公開され、土日2日間で動員77万1764人、興収11億3100万4600円をあげ、初登場首位を獲得。7月に全国450スクリーンで公開された『BRAVE HEARTS 海猿』の初週土日成績を超え、本年度ナンバーワンのオープニング週末成績を記録した。また、シリーズ過去作のオープニング週末興収と比較しても、2009年公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(最終興収40億円)との対比で220%、2007年公開『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(最終興収20億円)との対比で403%と驚異的な数字。さらに、2009年公開『ONE PIECE FILM Strong World』(最終興収48億円)や、2008年公開『崖の上のポニョ』(最終興収155億円)など、近年公開の国民的アニメ映画のオープニング週末興収をも上回る大ヒットスタートとなった。
続く2位は先週に引き続き『悪の教典』(東宝)。2週連続首位だった『のぼうの城』(東宝/アスミック・エース)は2ランクダウンの3位となったが、累計成績は動員100万人、興収15億円を突破した。
4位には、SMAP草彅剛主演ドラマの映画化『任侠ヘルパー』(東宝)がランクイン。元極道者の介護ヘルパー・翼彦一が、テレビドラマシリーズとはうって変わり新たな土地・新たな老人介護施設で奮闘する。共演は、安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之。全国270スクリーンで公開され、土日2日間成績は動員9万1017人、興収1億1530万3950円。20代から40代の草彅ファンおよびテレビドラマのファンのほか、任侠映画ファンと思われる50代から60代の年配層など幅広く集客している。