『BRAVE HEARTS 海猿』(東宝)が初登場首位を獲得。全国450スクリーンで金曜公開され、土日2日間成績は動員68万3977人、興収8億7822万6350円。初日からの4日間で動員122万3437人、興収15億6357万5650円をあげた。2004年に映画「海猿」から始まり、翌年にはTVドラマ「海猿 EVOLUTION」として人気を博し、2006年には「LIMIT OF LOVE 海猿」で興収71億円、2010年には「THE LAST MESSAGE 海猿」で興収80.4億円と、どちらも邦画実写映画第1位を記録したヒットシリーズの最新作。念願かない、海難救難のスペシャリスト‘特殊救難隊’に配属となった主人公・仙崎大輔の活躍を描く。
2位は『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ』(東宝)。劇場版ポケモン15周年記念作品となる本作では、最強のドラゴン方ポケモン‘キュレム’や“聖剣士“の後継者である幻のポケモン‘ケルディオ’などが続々登場。全国357スクリーンで公開され、連休3日間で動員72万4067人、興収7億5376万0100円をあげた。
2週連続首位だった『アメイジング・スパイダーマン』(ソニー)は3位に後退するも、累計興収は20億円を突破。
4位は『ヘルタースケルター』(アスミック・エース)。岡崎京子原作の同名コミックを、「さくらん」の蜷川実花監督が、主演に沢尻エリカを迎え映画化。全身整形により究極の美貌とスタイルを手に入れたトップスターのりりこが、芸能界で次々と事件を巻き起こしていく。全国203館(204スクリーン)で公開され、初日2日間成績は動員17万4274人、興収2億3353万3030円。連休3日間の成績は動員25万7281人、興収3億4817万3390円となった。
5位は『魔法少女リリカルなのは The Movie 2nd A’s』(アニプレックス)。2004年から2007年にかけて全3シリーズが放送され、DVDやCDなどの関連商品が好セールスを記録したヒットアニメシリーズの劇場版第2弾。シリーズ中で最も人気の高い第2期テレビシリーズをベースに描いた、完全新作での「パワーアップリメイク版」となっており、全国50スクリーンでの小規模公開ながら、大ヒットスタートをきった。