『ホタルノヒカリ』(東宝)が初登場首位を獲得。「恋愛するより家で寝てたい」が口癖の、通称“干物女”こと雨宮蛍を描いた人気ドラマの映画化。ドラマの最後でめでたく結ばれた蛍と“ぶちょお”こと高野部長のイタリア新婚旅行の珍道中を描く。主演の綾瀬はるか、藤木直人、板谷由夏、安田顕らドラマレギュラー陣に加え、“イタリア版干物女” に松雪泰子、その弟に「NEWS」の手越祐也が扮する。全国316スクリーンで公開され、土日成績は動員24万2821人、興収3億1365万750円。20代、30代を中心に女性からの圧倒的な支持を集めており、興収20億円に向けてヒットスタートをきった。
尚、2位となった『メン・イン・ブラック3』(東宝東和)だが、興収では引き続き首位をキープしている。
5位には『幸せへのキセキ』(FOX)が初登場。最愛の妻を亡くした主人公が、廃園寸前の動物園の再生を通し、家族の絆を取り戻していく姿を描く実話に基づくヒューマン・ドラマ。出演はマット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、エル・ファニング、他。監督は「あの頃ペニー・レインと」のキャメロン・クロウ。全国457スクリーンで公開され、土日成績は動員7万4229人、興収8972万4700円。オープニング3日間成績は動員9万5356人、興収1億1365万1500円となった。
惜しくも圏外だが、サメに片腕を奪われた13歳の天才サーファーの実話を映画化した『ソウル・サーファー』(ディズニー)は11位にランクインした。