人気シリーズ10年ぶりの最新作『メン・イン・ブラック3』(東宝東和)が初登場首位を獲得。人類に紛れて地球に生息する奇想天外な宇宙人達を監視するMIBと称する極秘組織に属する黒づくめのエージェントの凸凹コンビが、宇宙人の暴走を特殊な武器で制圧していくSFアクション大作。エージェントJ役のウィル・スミス、K役のトミー・リー・ジョーンズのコンビが復活し、ジョシュ・ブローリン、エマ・トンプソンらが共演する。全国979スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員37万2967人、興収5億7356万9900円、オープニング3日間成績は動員46万1651人、興収7億0188万5000円。尚、本作はシリーズ初の3D 作品で、2D、3Dの興収シェアは32%対64.9%(残りはIMAXのシェア)となった。
2位は前週初登場首位だった『ダーク・シャドウ』(ワーナー)がワンランクダウン。3位『テルマエ・ロマエ』(東宝)は5週目を迎え、動員300万人、興収40億円を突破した。
奥田英朗の同名小説を映画化した『ガール』(東宝)は4位に初登場。恋に仕事に結婚に出産と、日々人生の選択を迫られながらも、自分らしく生きたいと頑張る女性たちにスポットをあてた女子力アップムービー。友達同士の4人の女性に、香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏が扮し、彼女たちを取り巻く男性陣として向井理、上地雄輔、要潤、林遣都が共演する。全国286スクリーンで公開され、土日成績は動員8万8267人、興収1億2014万8500円となった。
また、惜しくも圏外だが、オーウェン・ウィルソン、キャシー・ベイツ、レイチェル・マクアダムス、マリオン・コティヤールらが共演を果たしたウディ・アレン監督のロマンティック・コメディ『ミッドナイト・イン・パリ』(ロングライド)が11位にランクインした。