シリーズ16作目を迎えた劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』(東宝)が初登場首位を獲得。サッカー観戦中のコナンが、爆破事件を阻止すべく暗号解読に挑む本格サッカーアクション満載のミステリー。今年20年目を迎えるJリーグの全面協力により、‘キングカズ’こと三浦知良を始め、遠藤保仁、今野泰幸、中村憲剛、楢崎正剛ら現役選手が本人役としてゲスト出演し、声優に初挑戦している。全国351スクリーンで公開され、土日成績は動員54万975人、興収6億2974万550円。興収35億円をあげ、シリーズ歴代最高成績を達成した2009年公開作品「名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)」を上回る大ヒットスタートとなった。
2位は主演作2本が同日公開となったテイラー・キッチュ主演の1本『バトルシップ』(東宝東和)。ユニバーサル映画100周年記念として製作された本作は、太平洋上に出現したエイリアンの侵略部隊と世界連合艦隊の壮絶な戦いを描き、リーアム・ニーソン、世界の歌姫リアーナ、そして浅野忠信らが共演する。全国545スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員23万7869人、興収2億9216万3000円。初日を含むオープニング3日間成績は動員29万8215人、興収3億6400万4500円となった。
3位は『劇場版SPEC-天-』(東宝)。前週1位からの2ランクダウンだが、2週目を向かえ早くも興収10億円を突破した。
4位は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(東宝)。映画化20周年を記念し、シリーズ初の宇宙を舞台に、しんのすけの冒険を描く。デビュー20周年芸人のココリコや、土田晃之、藤井隆らがゲスト声優として参加。全国330スクリーンで公開され、土日成績は動員17万4672人、興収1億9531万5600円となった。
5位は、テイラー・キッチュのもう1本の主演作『ジョン・カーター』(ディズニー)。エドガー・ライス・バローズの小説「火星のプリンセス」の映画化で、愛する妻子を失った元兵士のジョン・カーターが、滅亡の危機に瀕した神秘の惑星に迷い込み、戦いに身を投じていく。全国692スクリーンで金曜公開され、土日成績は動員10万5086人、興収1億4923万1400円。初日を含むオープニング3日間成績は動員12万9306人、興収1億8269万5400円となった。