“大人が泣けるアニメーションの巨匠“と言われる映画監督・原恵一待望の最新作『バースデー・ワンダーランド』(4 月 26 日(金)公開)。本作には原監督と『クレヨンしんちゃん』シリーズなどでタッグを組んできた声優・藤原啓治と矢島晶子が”悪役コンビ“で出演!藤原演じるザン・グと矢島演じる相棒ドロポは、ワンダーランドの世界を荒らすキャラクターだが、そんな 2 人が食べ物をむりやり奪いにやってくる激コワ本編シーンが公開!『クレヨンしんちゃん』で初代・野原ひろしとしんのすけを演じた2 人だが、そのイメージとはギャップがありすぎる極悪非道な悪役コンビに、アニメファンならずとも必見のシーンとなっている。
本作の主人公で自分に自信がない女の子アカネは、謎の錬金術師ヒポクラテスに突然救世主にされてしまい、ワンダーランドの世界へ連れて行かれることに。そこは幸せな色に満ちたカラフルな世界だったが、色が失われてしまう危機が迫っていた…。ワンダーランドを荒らす極悪コンビがザン・グと相棒のドロポ。2 人はアカネの行く先々に現れ、モノを壊したり奪ったり悪さばかりし、ワンダーランドの人々からも恐れられている存在だった。このたび公開されたのは、アカネが泊っている宿で食料を奪おうとするザン・グとドロポのシーン。
食料が減り、水不足の危機に陥っているワンダーランドだが、「食い物を出せ」と店主を脅すザン・グ。するとドロポも「ザン・グ様を知らねぇのか?お前、遅れてるもんねー」と店主に詰め寄り、むりやり食べ物を奪ってしまう。さらに怒りが収まらないザン・グは店主を「水は?」と睨みつけ、怒った勢いでテーブルを破壊。ドロポとザン・グは「いただきだもんねー!」とその場を立ち去ろうとするが、アカネの存在に気付き、怖いまなざしで睨みつけるのだった。本作のザン・グとドロポ役では、『クレヨンしんちゃん』のひろしとしんのすけとは全く違う演技をする藤原と矢島。ザン・グとドロポの本当の目的とは?ワンダーランドに危機をもたらす敵役を熱演した 2 人にも注目が集まるだろう。
原監督とは27年来の付き合いで、原監督作品の常連である藤原と矢島。原監督が『クレヨンしんちゃん』の TV アニメシリーズを手掛けていた頃からの付き合いで、藤原と矢島は『河童のクゥと夏休み』、『カラフル』、『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』にも出演するなど、原監督作品には欠かせない存在なのだ。そんな“常連声優”の 2 人に原監督は絶大な信頼を寄せており、ザン・グとドロポの声は 2 人に演じてもらいたいと考えていたという。原監督は「敵役のザン・グとドロポの悪役コンビは、藤原さんと矢島さんにぴったりだと思ったので演じてもらうことにしました。過去の作品にも出演してもらっていて、とても信頼している声優さんです。藤原さんにはワンダーランドの誰もが恐れているザン・グの怖さを表現してもらい、矢島さんは悪役だけどどこか憎めないドロポを演じてもらいました。ひろしとしんのすけとは真逆の悪役キャラを楽しみにしてほしいです」と明かし、2 人が演じる悪役キャラにますます期待が高まるばかりだ。
そして、ワンダーランドに強引に連れて行かれる主人公アカネの声優には『万引き家族』(2017)など、話題作の出演が続く若手No.1実力派女優、松岡茉優。本作についてジャパンプレミアに登壇した松岡は「この種類の涙っていつから流していないだろうと、感情の壺が溢れ、アフレコをしながら泣けて泣けてしょうがなかった」というエピソードを披露。子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』などの原恵一監督が一体どんな感動作として作り上げたのか?平成最後のアニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』は 4 月 26 日(金)より全国公開。
映画『バースデー・ワンダーランド』(ザングとドロポ本編シーン)4月26日(金)公開
https://youtu.be/zaDzpu-VKHQ