1987年の1作目以降、延べ5作品のフランチャイズを世に送り出し、世界中で多くのファンを持つ伝説的作品『プレデター』。比類なき格闘センスと圧倒的キル・スキル、そして強き者のハンティングを唯一無二の目的とし、女性や子供、そして武器を持たぬ戦闘意欲の無い者は決してターゲットとしない、侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせた超好戦的ハンター“プレデター”が、より強く、賢く、遺伝子レベルでアップ・グレード<完全進化>し、『プレデター』『プレデター2』の正統的続編として姿を現す。
新作『ザ・プレデター』の9月14日(金)からの公開を控え、大阪・通天閣で大ヒット祈願イベントが実施された。
まずゲストとして、人気漫才コンビ・霜降り明星のせいや、粗品、そして2014年、2015年に吉本べっぴんランキングで1位を獲得し、吉本坂46の暫定初代センター有力候補のスパイク・小川暖奈が登壇。
本イベントに呼ばれながらも「『プレデター』のことは、1作目が生まれる前だったのでよく知らない。」と回答した彼らに、『プレデター』をよく知ってもらえるようにとMCが呼び込んだのは、なんと本作の主人公・プレデター!
「こわいこわいー!殺されるー!」と一同が恐れる中登場したプレデターだが、登場するなり霜降り明星のせいやと握手を交わしたり、関西らしいコミカルなポーズでおどけて見せた。想像と違うプレデターに「関西人のプレデター?」と戸惑いながらも、実際にプレデターを前にして「めちゃくちゃリアル!」「迫力がすごい!」などと圧倒される一同。
プレデターの特徴と言えば、1作目でプレデターはマスクを外した素顔をアーノルド・シュワルツェネッガー演じる主人公に観られ「なんて醜い顔なんだ…!」と言われるほどの醜い顔。そこでMCに促され、スパイク・小川が恐る恐るプレデターのマスクを外すと…その素顔はなんと、吉本ブサイク芸人として殿堂入りを果たしたほんこん!!霜降り明星の2人から思わず「なんて醜い顔なんだ…!」とお決まりのセリフがこぼれると、「誰が醜い顔やねん!今日は何も知らん自分らに『プレデター』をレクチャーしに来たんや。」と勢いよくまくし立てた。
1作目が好きだと言うほんこん、「アーノルド・シュワルツェネッガーと戦ってめっちゃかっこよかった!(プレデターがマスクを外して素顔を見せるシーンで)なんで自分が出てんねんって思ったわ!」とすっかりプレデター気分に。プレデターとほんこん、共通点はブサイクかと思いきや、「私もプレデターもただのブサイクちゃうねん!男前な部分がたくさんあるんですよ!今日は皆さんにプレデターのことを紹介しましょう。」と、霜降り明星せいや、粗品、スパイク小川に“プレデター”についてレクチャーをし始めた。
「プレデターは、強敵には敬意を払う」と説明したところ、霜降り明星の2人より「ほんこんさんにとって、吉本で強敵って誰なんですか?」と質問を受け、ほんこんさんは「強敵というよりみんなライバルや。」と言いつつ、霜降り明星に対して「でも今の一番は君らちゃうか」と言い、「お笑い界のプレデターや!」と言われ、喜ぶ霜降り明星。
プレデターの狩りをするという特徴から「楽屋で狩りしたらええねん。お前らがやっている師匠を狩っているのはおやじ狩りや!」と笑いを誘った。
最新作『ザ・プレデター』では、通常のプレデターをはるかに上回るパワーを秘めた“究極の(=アルティメット)プレデター”が出現し、人類が絶体絶命の危機に陥ることを知った霜降り明星の2人とスパイク小川は、「絶対勝てへんやん」「ほんこんさんが扮したプレデターとはまた違うの?」と気になる様子。そんな彼らにほんこんは「今週末、ハナキン公開やから映画館で観てや!」とアピールも忘れない。
プレデターのレクチャーが終わり、いよいよ“ビリデター”のお披露目。除幕され姿を現したプレデター化して進化したビリケンさんこと“ビリデター”の姿を見たほんこんは「(報道陣の)カメラの構え方が俺が出てきた時よりもすごい!」とコメントし周囲を笑わせた。続いて霜降り明星の2人からは「この顔でこの姿勢で座られたら笑ってまう。ちょっとかわいいですね。」と和んだ様子。スパイク小川は「プレデターマスクをかぶるだけでだいぶ雰囲気が変わりますね。」とコメント。
最後に代表してほんこんが「私にとって『プレデター』は思い出の映画です。30年前の感動がまた観られます!9月14日(金)に伝説襲来です!ぜひ観てください!私も観に行きます!」と猛烈アピール。霜降り明星やスパイク小川もすっかりプレデターに魅了され、本作への期待が充分に高まる中、大ヒット祈願をしイベントは無事終了した。