「スター・ウォーズ」シリーズ7人目の快挙。ドニー・イェンがハリウッド殿堂入り

「スター・ウォーズ」シリーズ7人目の快挙。ドニー・イェンがハリウッド殿堂入り
提供:シネマクエスト

「スター・ウォーズ」最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開を前に、同作品に盲目の戦士チアルート・イムウェ役で出演しているドニー・イェンがハリウッド殿堂入りを果たし、現地時間11月30日に米ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで行われた記念セレモニーに登場した。

「スター・ウォーズ」シリーズ出演者・関係者ではジョージ・ルーカス、ハン・ソロ役のハリソン・フォード、「スター・ウォーズ」の人気ドロイドR2-D2とC-3PO、悪の帝王ダース・ベイダー、“ジェダイ・マスター”メイス・ウィンドゥ役のサミュエル・L・ジャクソンに続く7人目の快挙。

クールな正装で登場したドニーは「私のキャリアの中で忘れられない日」と喜びのコメント。また、ルーカスフィルムの社長であり最新作のプロデューサーであるキャスリーン・ケネディも駆けつけた。

「俳優を始めた頃はハリウッドに認められるなんて夢にも思わなかった」というドニ―。続いて「長年応援してくださったファンの方や家族に感謝しています。それにもうすぐ『ローグ・ワン』が公開となり、今年は最高の年になりました。“フォースは私と共に、フォースは皆様と共に”」と、感謝を込めた。

ケネディ社長はドニーについて「映画界において最も偉大な香港俳優でありアクション監督です」その功績を称え、「スター・ウォーズ」シリーズに参加してくれて光栄だったと喜ぶ。『ローグ・ワン』のキャスティングの際、盲目でさらに棒術をこなすチアルートを演じられるのは、ドニーしか考えられなかったという。「素晴らしい才能によりアクション映画の頂点に君臨したドニーを『スター・ウォーズ』ファミリーとして迎えることができて光栄です」と祝福のコメントを贈った。

武術家の母に育てられたドニーは、幼い頃から太極拳を学び様々な師の下で技を磨く。その後、香港で映画監督のユエン・ウーピンと出会い、同監督の『ミラクル・ファイター』や『妖怪導師』にスタントマンとして出演。香港で本格的に演技を学んだドニーは、様々な映画やドラマに出演し、アクション俳優として着実に地位を確立した。一躍注目を集めたのは『イップ・マン 序章』。ブルース・リーの師匠イップ・マン役を演じた同シリーズは、続編『イップ・マン 葉問』(10)が前作を越える大ヒットを記録して名実ともにアジアのトップへと躍り出る。来年はヴィン・ディーゼル主演の「トリプルX」シリーズ最新作にも出演することが決まっている。

最終更新日
2016-12-01 15:52:59
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シネマクエスト(引用元

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