
「ザ・セル」のターセム監督が華麗な映像で描き出したカルト的ファンタジー大作「落下の王国」(2006)が、オリジナル版でカットされたシーンを甦らせた4Kデジタルリマスター版で復活。11月21日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国で公開される。ポスタービジュアル(グラフィックデザイナーの塚本陽が制作)が到着した。
時は1915年。映画の撮影中に大怪我を負ったスタントマンのロイは、病室のベッドで自暴自棄になっていた。そこへ現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院している少女アレクサンドリア。ロイは動けない自分に代わって自殺するための薬を盗んで来させようと、彼女に思いつきの冒険物語を聞かせ始める。それは、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者が、力を合わせて悪に立ち向かう《愛と復讐の叙事詩》だった--。
13の世界遺産を含む24ヵ国以上でロケを行い、撮影に4年を費やして完成させた本作。デヴィッド・フィンチャーとスパイク・ジョーンズが製作をサポートし、「ドラキュラ」の石岡瑛子が衣装を手掛けた。世界中の美を横断した映像世界に目を奪われる。
「落下の王国 4Kデジタルリマスター」
監督:ターセム
出演:リー・ペイス、カティンカ・アンタルー
2006年/アメリカ/ビスタ/5.1ch/120分
原題:THE FALL
配給:ショウゲート
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