松村北斗主演、新海ワールドの原点「秒速5センチメートル」の実写映画、山崎まさよしの名曲が彩る予告編と、新キャスト解禁

松村北斗主演、新海ワールドの原点「秒速5センチメートル」の実写映画、山崎まさよしの名曲が彩る予告編と、新キャスト解禁1
松村北斗主演、新海ワールドの原点「秒速5センチメートル」の実写映画、山崎まさよしの名曲が彩る予告編と、新キャスト解禁2

提供:キネマ旬報

新海誠ワールドの原点との呼び声も高い劇場アニメーション「秒速5センチメートル」。米津玄師『感電』、星野源『創造』のミュージックビデオを撮った奥山由之が監督を務め、松村北斗を主演に迎えて実写映画化。10月10日(金)から全国公開する本作の、山崎まさよしの劇中歌〈One more time, One more chance 〜劇場用実写映画『秒速 5 センチメートル』 Remaster 〜〉が流れる予告編と新キャストが解禁となった。

主人公・遠野貴樹に想いを寄せる、高校の同級生・澄田花苗役を森七菜が演じる。松村北斗演じる遠野貴樹の高校生時代を演じるのは、青木柚。遠野貴樹の同僚・水野理紗役には木竜麻生。また、森七菜演じる澄田花苗の姉で、遠野貴樹が通う高校の教員を務める輿水美鳥役には宮﨑あおいが演じ、加えて科学館の館長・小川龍一役に吉岡秀隆が抜擢された。

〈コメント〉
森七菜/澄田花苗役
長かった髪を切って肌を焼き、種子島に降り立ってからの1ヶ月間。花苗に再び命を吹き込むという誇りある責任を感じながら、この作品の中で花苗としてどう生きていくかを毎日考え続けました。種子島の自然が私たちを歓迎してくれる姿はあまりにも美しく、原作への感謝すら感じられるほどでした。奥山監督をはじめとするスタッフのみなさんと毎カット敬意を持ち緊張感がありながらも、表現することの楽しさを胸に丁寧に撮り重ねていったものがどんな風に皆様の元へ届くのか楽しみです。
青木柚/遠野貴樹役(高校生)
あの、秒速5センチメートル。漠然とした気持ちを重ねながら何度も観た、新海誠さんの物語。出演が決まってからも光栄な気持ちでいっぱいで、中々実感が湧かなかったのを覚えています。奥山監督の真摯な想いが伝播したチームの空気感と、壮大で果てしない種子島の景色。どこを切り取っても特別で、忘れられない夏でした。種子島で“遠野くん”と呼ばれる全ての瞬間が、松村さんと上田さんの東京での日々に結びつくことを願いながら撮影しました。自分もスクリーンで観るのが楽しみです。
木竜麻生/水野理紗役
『秒速5センチメートル』というたくさんの人の心に残り愛されている作品を、奥山監督をはじめとする素晴らしいチームの皆さんが向き合っていく、そこに自分が参加できたこと、こんなことがあるのかと今でも不思議に感じつつ、とても嬉しく思っています。ご一緒したいと願っていたキャスト・スタッフの皆さんと、微細な心のかけらを、こぼれ落ちてしまわないように丁寧に誠実に拾い上げていく時間は、せつなくもやさしい時間でした。この映画を映画館で観られることを今から楽しみにしています。
宮﨑あおい/輿水美鳥役
奥山監督と初めてお会いした時に、原作へのリスペクトを持ち、まっすぐお話をしてくださる姿に、現場に入る日がとても楽しみになりました。日々楽しそうに、柔軟に作品と向き合う監督を中心に回る現場はとても穏やかで居心地が良かったです。種子島の豊かな自然に助けられながら、あの時あの場所でしか切り取れない瞬間も沢山詰まった作品になっていると思います。原作ファンの皆様にもぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。
吉岡秀隆/小川龍一役
最初に実写化すると聞いた時は、僕も含めてたくさんの方が大事にしている、新海ワールドの原石ともいえるような作品にあえて挑むんだという戸惑いと驚きがありました。でも、読ませていただいた台本が素敵な話で、こんな風に実写にしようとしているんだと納得しました。松村さんは、とてもきれいな眼をしていながら、どこかさみしげな、彼特有の独特な孤独感があって、初めて会った時から、まさにそこに遠野貴樹君がいるという印象でした。奥山監督とは、初めてご一緒しましたが、とても丁寧で、たくさん悩みながら作品と向き合っていらっしゃって、現場にもその丁寧さが表れているなと感じています。奥山監督の手がける「秒速5 センチメートル」に、自分が少しでも役に立てていたらいいなと思っています。

Story
1991年、春。東京の小学校で出会った貴樹と明里は、互いの孤独にそっと手を差し伸べるようにして、少しずつ心を通わせていった。しかし、卒業と同時に、明里は引っ越してしまう。離れてからも、文通を重ねる二人。相手の言葉に触れるたび、たしかにつながっていると感じられた。
中学一年の冬。吹雪の夜、栃木・岩舟で再会を果たした二人は、雪の中に立つ一本の桜の木の下で、最後の約束を交わす。『2009年3月26日、またここで会おう』
時は流れ、2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。30歳を前にして、自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、約束の日の予感。明里もまた、あの頃の想い出と共に 、静かに日常を生きていた。
18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく 。交わらなかった運命の先に、二人を隔てる距離と時間に、今も静かに漂うあの時の言葉。--いつか、どこかで、あの人に届くことを願うように。大切な人との巡り合わせを描いた、淡く、静かな、約束の物語。

「秒速5 センチメートル」
原作:新海誠 劇場アニメーション『秒速 5 センチメートル』
監督:奥山由之
脚本:鈴木史子 音楽:江﨑文武 
劇中歌:山崎まさよし『One more time, One more chance 〜劇場用実写映画「秒速 5 センチメートル」Remaster 〜』
出演:松村北斗、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮﨑あおい、吉岡秀隆
制作プロダクション:Spoon.
配給:東宝
©2025 「秒速 5 センチメートル」製作委員会
主演・松村北斗×監督・奥山由之×原作・新海誠が贈る 「秒速 5センチメートル」ティザービジュアル解禁

最終更新日
2025-07-07 17:59:34
提供
キネマ旬報(引用元

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