提供:キネマ旬報
ノルウェーの新鋭、テア・ヴィスタンダル監督の”Handling the Undead“(原題:Håndtering av udøde)が邦題「アンデッド/愛しき者の不在」として2025年1月17日(金)に日本公開することが決定。場面写真が解禁された。
テア・ヴィスタンダル監督の長編デビュー作で、脚本を共同で手掛けたのは、「ぼくのエリ 200歳の少女」(08)、「ボーダー 二つの世界」(18)で知られるスウェーデンのヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。気鋭の作家が、本作ではアンデッド(生ける屍)を登場させ、愛の所在を問いかける。
主演は「わたしは最悪。」(21)で第74回カンヌ国際映画祭主演女優賞を獲得したレナーテ・レインスヴェ。また同作でレナーテと共演した、アンデルシュ・ダニエルセン・リーやベテラン勢が脇を固め、生と死の境目を濃密に感じさせる重厚な雰囲気を作り出している。
Story
現代のオスロ。息子を亡くしたばかりのアナ(レナーテ・レインスヴェ)とその父マーラー(ビヨーン・スンクェスト)は悲しみに暮れていた。墓地で微かな音を聞いたマーラーは墓を掘り起こし、埋められていた孫の身体を家に連れて帰る。鬱状態だったアナは生気を取り戻し、人目につかない山荘に親子で隠れ住む。しかし還ってきた最愛の息子は、瞬きや呼吸はするものの、全く言葉を発しない。そんなとき、招かれざる訪問者が山荘に現れる。そして同じ頃、別の家族のもとでも、悲劇と歓喜が訪れていた…。
「アンデッド/愛しき者の不在」
原作・共同脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
監督・共同脚本:テア・ヴィスタンダル
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ビヨーン・スンクェスト、ベンテ・ボシュン、バハール・パルス
2024年/ノルウェー・スウェーデン・ギリシャ/カラー/シネスコ/DCP上映/ノルウェー語・スウェーデン語・フランス語・ペルシャ語/98min
提供:東北新社 配給:東京テアトル
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