母となって新境地へ!石原さとみ主演『ミッシング』制作&公開決定!<娘の失踪事件>で翻弄されていく母親役に大きな覚悟

母となって新境地へ!石原さとみ主演『ミッシング』制作&公開決定!<娘の失踪事件>で翻弄されていく母親役に大きな覚悟

「これは人ごとじゃない。」娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に巻き込まれ翻弄されていく母の姿を描く衝撃作『ミッシング』2024年の全国公開決定。
監督・脚本は、𠮷田恵輔監督。主演は、2022 年出産を経て、“母”となった石原さとみ。出産後初となる映画撮影に 1 年 9 ヶ月ぶりに臨み、娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に巻き込まれ翻弄されていく母親という新境地に挑みます。

とある街で起きた少女の行方不明事件。あらゆる手を尽くして娘を探すも、有力な情報も手掛かりも無いまま既に 3 ヶ月が経っていた。娘が行方不明になった時、母・沙織里は好きなアイドルのライブに足を運んでいた。その事実と茶髪メッシュの風貌ゆえに、ネット上では「ライブ狂いで育児放棄の母」という誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、徐々に冷静になっていく夫との温度差を感じ始め、夫婦喧嘩が絶えなくなっていく。事件発生当初こそメディアも大きく取り上げ注目を集めていたが、時間が過ぎるほど世間も興味を失っていき、マスコミの関心も薄れていく。そんな中、地元のテレビ局だけは奔走する沙織里の取材を続けていたのだが-。

本作は、事件をきっかけに崩壊する「日常」や辛く悲しい現実に直面する母親とその家族たちの姿、事件を「題材」として扱い、視聴率を獲るために「偏向報道」に舵を切ってしまうマスメディアの姿、野次馬的興味本位で溢れる心無い言葉が満ち溢れる現代社会の闇を鋭く描く衝撃作。
「何を信じればいいのか?」家族、メディア、自分自身。情報に振り回される現代では、誰もが何かのきっかけで「人間の本音」が露わになった狂った世界の渦中に巻き込まれてしまう。本作で描かれるのは、まさにこの世を生きる我々が語り合うべき、考えるべき、「人ごととは言えない」物語となっている。

監督・脚本は、心に闇を抱えたサイコ殺人鬼と冴えない青年の恋を綴るラブコメを交錯させた『ヒメアノ~ル』、姥捨て山や国際結婚という社会の犠牲者を描いた『愛しのアイリーン』、ある少女の交通事故死と関係者たちの苦悩、償い、赦しを描いた『空白』など、常に観客に衝撃を与え、想像力を刺激する作品を発表し続ける𠮷田恵輔。前述の作品同様、本作でも𠮷田恵輔監督が脚本を担当。「執筆中に何度も手を止めた」「自身のキャリア史上、最も覚悟をもって挑んだ」と語り尽くす、衝撃のオリジナル脚本が生み出された。
企画は、日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品『新聞記者(2019)』ほか『MOTHER』『ヤクザと家族 The Family』など、常に社会問題を鋭い視線で描き出してきた故・河村光庸プロデューサーが率いたスターサンズ。『愛しのアイリーン』『空白』に続き、𠮷田恵輔監督と3度目のタッグを組む。

そして、本作の主人公で、娘の失踪事件をきっかけに狂った世の中の渦中に巻き込まれていくのは、日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を受賞のほか、映画、ドラマ、CM などで活躍する石原さとみ。2022 年の出産を機に子育て・仕事の両立をする彼女が、出産後の初の映画撮影として 1 年 9 ヶ月ぶりに芝居に臨む。「𠮷田恵輔監督と一緒に仕事がしたい」と直談判してから 6 年の歳月を経て遂に実現した本企画。石原さとみの起用について𠮷田恵輔監督は、「脚本を書いた時、いちばん思い浮かばない人をキャスティングしてみたかった」と語る。本作で石原さとみが演じるのは、“我が子が失踪し極限まで翻弄されていく母親役”。石原さとみは「母となった今だからこそできる」「大きな覚悟を持って最後まで沙織里を生きて行きます」と決意を表明し、これまでのイメージを一新させる新境地を体当たりで挑む。
なお、本作の撮影は、3 月 23 日より既に開始し、現在鋭意撮影中。

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©︎2024「missing」Film Partners

最終更新日
2023-04-04 07:00:00
提供
映画の時間編集部

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