「この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだ!」『騙し絵の牙』本編やレコーディング収録風景を収めた特別映像解禁!!

「この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだ!」『騙し絵の牙』本編やレコーディング収録風景を収めた特別映像解禁!!

累計発行部数 50 万部突破を誇るミステリー小説「罪の声」の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018 年本屋大賞にランクインするなど、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫刊)。その前代未聞の小説が、吉田大八監督(『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』)により実写化!

本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れ、観る者のテンションを引き上げる絶大な効果のひとつが、インストロックバンド“LITE”のサウンド。2003 年に結成されると、独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル”Topshelf Records”と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている 4 人組だ。映画への楽曲提供は本作が初となる。

この度、本編シーンやレコーディング収録風景を収めた LITE×『騙し絵の牙』特別映像が完成しました!今回解禁された特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡茉優)のシーンが多用されていることに注目だ。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。LITE の演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側に投げ出されている雑誌...。これはまさに重要シーンのひとつ。高野がなぜ倒れているのかは、3 月 26 日の公開日までのお楽しみだ。特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田大八監督の姿もある。
今回、LITE が起用されたきっかけは、吉田大八監督のこだわりだ。脚本を書いている段階から LITE を聴いていた吉田監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語るほど当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに満足している。
また、LITE からの熱いコメントも到着した。

<コメント>
「実は LITE の約 20 年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めてのことでした。「本当に LITE の音楽が映画に合うのだろうか」という疑念を抱きながら最初に見た試写で、音楽が無くても成立している映画そのもののクオリティに圧倒され更に不安が募ったことを覚えています(笑)。しかし監督とのやり取りの中で 0 コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽は LITE でなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした。結果として「マスロックと映画」という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました。監督と僕たちの「世の中に無い新しいものを作る」という思いが映画を通して耳からでも伝わったら、それほど嬉しいことはありません。」

©2021「騙し絵の牙」製作委員会

最終更新日
2021-03-06 09:00:00
提供
映画の時間編集部

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