
ロシア国営放送の海外特派員だったジャンナ・アガラコワは2022年3月、同国のウクライナ侵攻への抗議として辞職した。「いつの間に私はプロパガンダに加担していたのか?」その答えを求め、彼女は時を遡る──。ジャンナがメガホンを執り、自身の悔恨と痛みを明かしたドキュメンタリー「さよなら、私のロシア」が11月14日(土)よりユーロスペースほか全国で順次公開。ポスタービジュアルが到着した。
ジャンナはイタリア人の夫および娘のアリーチェとニューヨークで暮らしていた。3歳でロシアを離れた娘にルーツを知ってもらおうと、彼らは同国を旅する。アリーチェは“ロシア人らしさ”を求める母を理解しつつ、受け入れることも受け流すこともできない。やがて彼女の決定的なひと言をきっかけに、ジャンナの内省が始まる──。各国映画祭で注目された、私的かつ詩的な“旅路”を見届けたい。
ジャンナ・アガラコワ(監督)コメント
私にとって、2022年2月24日は、私が信じていたこと、ロシア人であることについて教えられてきたこと、私のアイデンティティの基盤となっていたすべてが破壊され、崩れ去った日です。私たちは学校で、ロシア人は戦争を始めたり、同胞を見捨てたりせず、老人や子どもたちを守るものだと教えられてきました。しかし、それらはすべて嘘であり、偽りでした。それは私の人生で最も強烈な衝撃でした。
今回、私の映画が日本で上映されることになり、この上なく誇りに感じています。私が自ら気づいたことを日本の皆さんにお伝えできればと思います。愛国心はファシズムからほんの二歩しか離れておらず、いかなる国家的・文化的アイデンティティよりも、人間性こそが重要なのです。
「さよなら、私のロシア」監督:ジャンナ・アガラコワ
出演:ジャンナ・アガラコワ、アリーチェ・サヴォーナ、ジョルジオ・サヴォーナ
2025/クロアチア・オランダ・フランス/ロシア語・イタリア語・フランス語・英語/90分/G
原題:A Little Gray Wolf Will Come 日本語字幕:吉田ひなこ 字幕監修:高柳聡子
配給:doodler 配給宣伝協力:エスパース・サロウ 宣伝:リガード
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公式サイト:littlegraywolf.jp

