太賀×吉田羊 親子役で共演 号泣必至の実話『母さんがどんなに僕を嫌いでも』映画化決定

太賀×吉田羊 親子役で共演 号泣必至の実話『母さんがどんなに僕を嫌いでも』映画化決定

 この度、人気ブロガーで漫画家、小説家としても活躍する歌川たいじが自身の母親との関係を描き、多くの感動と反響を呼んだコミックエッセイ「母さんがどんなに僕を嫌いでも」が映画化され、主演に若手実力派俳優として注目を浴びる太賀が、また主人公の母親役に吉田羊が抜擢され、今秋より全国公開されることが決定!
 原作は2013年に発売され、作者である歌川たいじ自身が実際に経験した母子間の問題を乗り越え、母の愛を取り戻していく物語。せつなくも、どこまでも温かい愛に包まれた本作は糸井重里が「心臓が、なんどもぎゅうっとなった。」と絶賛コメントを寄せるなど、多くの読者の心を打ち、瞬く間に話題作となった。

 映画は社会人として働くタイジが、友人との出会いをきっかけに自身の壮絶な過去を振り返りながら、何年ものあいだ関係を断っていた母と向き合い、母への愛を一心に伝え、その愛を取り戻そうとする親子の愛を描いた物語。本作の監督は『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の御法川修が務め、主人公・タイジが辛い過去に向き合いながらも、母との問題に真正面から向き合っていく姿を丁寧に映像化した。

 タイジを演じるのは映画『淵に立つ』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞し一躍注目を浴び、その後も主演作『ポンチョに夜明けの風はらませて』、『南瓜とマヨネーズ』、テレビドラマ「ゆとりですがなにか」「仰げば尊し」などで独特の存在感と圧倒的な演技力を見せつけ、実力派俳優として確固たる地位を築く太賀。
<コメント>
「歌川さんの実人生を追体験するのは勇気がいる事でしたが、タイジという役の人間的な愛おしさと、たくさんの困難を乗り越えて来たという事実が、何よりも僕を突き動かし、演じるうえでの原動力になりました。心の底から嬉しかったことや、心の底から悲しかったこと、主人公が感じてきた事が何一つとして溢れ落ちないよう、全力で演じました。歌川さんの半生を描いたこの作品が、見てくださる方の喜びになれば幸いです。」

 また、タイジの母親をNHK大河ドラマへの2年連続での出演をはじめ、2015年には第40回報知映画賞助演女優賞、ブルーリボン賞助演女優賞を受賞し『映画 ビリギャル』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。今年は初の単独主演映画の公開が控えるなど、勢い収まらぬ吉田羊が熱演。
<コメント>
「脚本を読んでも原作を読んでも、この「母さん」に共感できない、なのに気付けばボロボロ泣いていました。子の躰の底から湧いて尽きない母への愛の叫びが、太賀さんの苦しいほどに繊細なお芝居と私演じる未熟な母を通して皆様の心に届いたら幸いです。「母親像」は人それぞれ。いろんな感想があるでしょうが、観終わったあと「母さんがどんなに僕を嫌いでも」の後に続くのは、愛の言葉だといいな。」

 そして、主人公を支える友人役には、俳優としてスティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー1』へ出演を果たし、ダンスボーカルユニットPrizmaXのメンバーとしても活躍する森崎ウィン(キミツ役)、「仮面ライダーウィザード」で人気を博し、大河ドラマ「真田丸」や『東京喰種』など映像作品への出演が相次ぐ白石隼也(大将役)、秋月三佳(カナ役)らが名を連ねる。幼少期のタイジ役を人気子役の小山春朋、父親役を斉藤陽一郎が演じ、幼少時代よりタイジの心の支えとなり、彼の人生に転機をもたらす重要な役どころである婆ちゃん役を木野花が演じるなど、実力派俳優が脇を固めている。
 映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』は2018年秋より全国公開!

<歌川たいじ(原作者):コメント>
「他人におおっぴらに話せなかった過去。それを思いきって本にしてみたところ、「この本に救われました」と声を寄せてくださる方が大勢いらっしゃいました。各方面から大きな反響をいただきました。でも、まだ無名な私の本を「ぜひ映画化したい」と仰ってくださったプロデューサー、御法川監督をはじめスタッフ・キャストの皆様には感謝しかありません。主役が太賀さんに決まり、母役を吉田羊さん、ばあちゃん役を木野花さん、他の役についてもこれ以上望むものは何もないと思うほどの役者さんが参加してくださり、私が自分の半生を通して世の中に伝えたかったことを表現してくださいました。
 試写を拝見して、自分の過去が、大勢の人の力で翼を広げ、映画になって自分のもとから飛び立ったのだと感じました。「飛び立ったのならば、できるだけ遠くまで飛んでいってほしい。そして、届くべきところにちゃんと届いてほしい」そんな気持ちで、いまはいっぱいです。」

<御法川修(監督):コメント>
「原作を初めて手にし、心を震わせた日から五年。こうして映画化を実現できた感慨で胸がいっぱいです。本作は、『母をたずねて三千里』の昔から脈々と続く《母と子の物語》です。そして、たったひと言「お母さんが大好きです」と告げるために身を焦がす《ラブストーリー》でもあります。深く重い題材とは裏腹に、抱きしめたくなるほど愛くるしい人々で満ち溢れた作品に仕上がっています。「まるで私のために作られた映画だ」と、切実に感じてくださる人がひとりでも多く生まれることを願っています。」

(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

最終更新日
2018-03-12 09:00:00
提供
映画の時間編集部

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