岡田将生×木村文乃W主演、廣木隆一監督で実写映画化が決定した「伊藤くん A to E」。この度、映画の公開に先駆け、【A~D】4人の女性たちが語る“伊藤くん”との恋愛相談を、2話毎に描いていく深夜連続ドラマが、8月15日(火)よりTBS、8月20日(日)よりMBS、ドラマイズム枠にて全8話で放送されることに!
映画で岡田将生とW主演を務める木村文乃が、ドラマ単独主演を担います。4人の恋愛相談に腹の奥で毒を吐き、自身の再起をかけた新作ドラマのネタに利用しようとする落ち目の脚本家という「毒女」を演じ、彼女の新境地を切り開く意欲作。映画だけでは描き切れない、【A~D】の女性たちと“伊藤くん”の切なく痛い恋模様を赤裸々に映し出し、映画と同じストーリー軸を、それぞれの女性目線で描くことで物語の深淵をえぐり出します。
そして遂に、まだ明かされていなかった映画&ドラマの【A】【B】【C】【D】4人の豪華キャストが解禁!
【A】ぞんざいに扱われる女・島原智美役:佐々木希
【B】自分の殻に閉じこもる女・野瀬修子役:志田未来
【C】愛されたい女・相田聡子役:池田エライザ
【D】高学歴の鉄壁女・相田聡子の親友・神保実希役:夏帆
さらに、彼女らを取り巻く男性キャスト陣も解禁!【E】落ち目の脚本家・「毒女」矢崎莉桜(木村文乃)のかつてのパートナーで、【A~D】4人の恋愛相談をネタにしたドラマ企画をけしかけるプロデューサー・田村伸也に田中 圭、莉桜の大学の後輩で、今や彼女の存在を脅かす売れっ子若手脚本家・クズケンこと久住健太郎を中村倫也が務めます。 ドラマ版には、莉桜がかつて脚本を手がけた伝説の大人気ドラマ「東京ドールハウス」に出演する主演俳優・沖田役として山田裕貴の出演も決定し、作品を一層盛り上げます。
“伊藤くん”とはいったい何者なのか、こんな男のどこがいいのか。【恋心、苛立ち、嫉妬、執着、優越感】など、欲望渦巻く女たちの“毒”と共に、明らかになっていきます。廣木隆一監督が映画に引き続きドラマ総監督を務めて仕掛ける、予測不能な震撼恋愛ミステリー『伊藤くん A to E』から目が離せません!
<キャストコメント>
■木村文乃:【E】矢崎莉桜役
私が演じる矢崎莉桜は、人を傷つけているようで、自分で傷ついている。去るものを追わないけれど、来るものも拒まず。不思議な立ち位置の人だと思います。自分でも知らなかった女の部分に気づかされる作品でもあるので、それを受け入れて、「傷ついてなんぼです!」という気持ちで挑んでいます。第三者の目になって、伊藤くんと彼女たちを見ていると、結局、伊藤くんがいてくれるおかげで、自分と向き合ったり、痛みに気づいたり、人生のスパイスになっていたりするので、伊藤くんみたいな人も必要なのだと解釈しています。
この作品は、いい意味でも悪い意味でも、最低な人たちが集まったお話です。反面教師にするのに、すごくいい教本だと思っています。結構シュールに笑えたりしますし、独特の世界観にはまれると思いますので、楽しみにして頂けると嬉しいです。
■佐々木希:【A】島原智美役
私の演じる「Aの女・智美」は、伊藤くんに好かれたくて一生懸命なのですが、雑に扱われてしまう、かわいそうなキャラクターです。ドラマの中で、2人の関係の進展を期待していたのに伊藤くんに雑に扱われるシーンがあるのですが、そのシーンを演じていたときは、智美として、悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
ドラマは【A~E】の女性目線で描かれていますが、映画は「伊藤くん」目線のお話になります!友達同士で観て、
盛り上がって頂けると嬉しいです。
■志田未来:【B】野瀬修子役
最初に台本を読んだ時に、【A~E】までの女性のキャラクターがすごく魅力的に描かれていて、面白いなと思いました。ちょっと女性たちに対してイラッとするところもあるのですが、お話が進むうちに、笑いもあって、最後にはホロっとするところもあります。私が演じる修子は、伊藤くんよりもダメな女なんじゃないかって思うくらいのキャラクターです(笑)。自分に似ている部分もあって共感するところも多く、修子を通じて、ここが私のいけないところなのだなって気づかされる楽しい撮影でした。このいろいろなタイプの女性たちは、きっと自分の周りに「あ、こんな女性いるな」って思って頂ける作品だと思います。温かい目で楽しんで観てもらえると嬉しいです。
■池田エライザ:【C】相田聡子役
この作品には、共感したら負けのような気がする“女の子のあるある”がすごく散りばめられています。私が演じる聡子は、ちゃんと愛情というものを知っているのに、どうしても正解に辿り着けない女の子です。本当は友達のことが大好きなのに、女性らしい嫉妬心を持っているのに、それがどこに向いているものなのかが、よく分からなくなっています。ひょっとしたら観ている方に憎まれるかもしれない、自分の過去の何かにリンクする一瞬があるかもしれない、そんなキャラクターです。聡子が苦悩しながら、ちょっとでも成長していく様を見守っていただければと思います。エンターテイメントとして楽しく、面白いと思って頂ける部分と、気持ちがグチャグチャになっていく部分があるので、それを丁寧に演じていければいいなと思いました。楽しんで頂けると幸いです。
■夏帆:【D】神保実希役
廣木監督とは今までお仕事をしたことがなかったのですが、ずっとご一緒したいと思っていたので、今回お話を頂けてとても嬉しかったです。この作品で、【A~E】の女の子たちが持っているものが、私自身にも少しずつあるような気がして、それぞれのキャラクターに共感できました。女の子が変わるといろんな面の伊藤くんが出てきて、彼自身も変わってくるのが、すごく面白いと思いました。とても弱くてダメな人ですが、その彼の弱さが、いろんな女性を引き付ける魅力なのかなと思います。ぜひ女性たちが一生懸命恋愛している様をご覧頂きたいです。今までにない恋愛ドラマになっていると思いますので楽しんで頂けるのではないかと思います。
(C)「伊藤くん A to E」製作委員会