9月17日(土)~22日(木・祝)は「第4回なら国際映画祭2016」を開催!
<17日(土)イベント:レッドカーペット・オープニングセレモニー概要>
登壇者:斎藤工、高橋克典、別所哲也、レスリー・キー、三上博史、藤竜也
日にち:9月17日(土) / 場所:春日野園地(奈良市芝辻町543)
登壇者: 斎藤工、高橋克典、別所哲也、深田晃司監督、レスリー・キー、三上博史、藤竜也ほか
本年の映画祭は、奈良市の補助金がカットされ、開催自体が危ぶまれていましたが、一般の方から応募しているレッドカーペット会員の募集が前回(2014年)から10倍以上(77人→802人以上)※の会員数を記録し、様々なアーティストや映画人達からの映画祭実施を求める応援メッセージが続々届き、今回も開催が実現!その逆境を踏み越えるように、初日となる9月17日(土)、レッドカーペット・オープニングセレモニーが奈良市・春日野園地内で実施され、映画祭を彩る豪華ゲストが登場し、規模も来場者・マスコミ総数も10倍以上に膨れ上がり、過去最高の来場者数を記録。華やかな幕開けを飾りました!
今回で4回目を迎えるなら国際映画祭。回を増す度に関わる作品も人数も多くなりにぎわいを見せている。春日野園地の野外会場では820人の寄付をして映画祭に参加したレッドカーペット会員が会場を埋め、一目でもレッドカーペットを見ようと会場内外に集まった観客合わせて約2000人が春日野園地を埋め尽くしました。
レッドカーペットが始まるとエグゼクティブディレクターの河瀨直美がレッドカーペット会員を引き連れ登場し、レッドカーペット会員を代表して斎藤工が現れると会場は熱狂に包まれました。その後、ならキネコ上映会にスペシャルゲストとして登場した高橋克典、若手監督の企画・脚本・海外進出をバックアップする日本人映像作家強化養成プロジェクト・Road to Cannesを代表して別所哲也が現れると、2人の美しいたたずまいに会場には黄色い声があがった。後半はインターナショナル コンペティション部門の審査員長の三上博史と前年のコンペティションの勝者が奈良で撮影した『東の狼』主演の藤竜也が現れると、ファンサービスに歓喜の声があがり、オープニングを盛り上げた。
開会式が始まると満席の会場を見て、河瀨直美が「年々大きくなっていると思われますが、まだまだ手作りの映画祭です。これからも皆さんの力が必要ですので、引き続き手作りにこだわって温かい映画祭と映画を作っていきたいので、力を貸してください」と、市民の力で映画祭を開催できたことに感謝し、開会宣言を行った。
そして、奈良の荒井正吾県知事は「奈良は神様と共存する神秘的な場所です。河瀨監督は見えないものを映画にしている。今日は仲秋の名月です。月は今は見えていませんが、雲の中にいます。奈良はとてもスピリチュアルな場所です。監督の映画と一緒です。これからも監督と一緒にこの素晴らしい映画祭を続けて行きたいと思います。」と挨拶した。
審査委員長の三上博史は「今日は呼んでくれてありがとうございます。河瀨さんが手作りの映画祭と言っていたが、一つ一つ大切に見させて頂きたいです。みなさん、映画を一緒に盛り上げていきましょう」と最後に締めくくった。
1300年前から、この地で異国の人々が出逢い、それを歓び、文化が生まれました。その歴史を継承し、そこに「映画」という「もうひとつの人生」が加わり、未来へとつなぐ。そんな想いを込めて、なら国際映画祭は今年で四回目を迎えます。映画祭に関わってくださるすべての皆さまに感謝を込めて、ここに特別な時間をお届けいたします。
大盛況のうちに終わった、なら国際映画祭のオープニング。これから素晴らしい5日間を奈良の皆様にご案内できると思います。この六日間で起こる奇跡にお立ち寄りください。
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『第4回なら国際映画祭2016』9月17日(土)より22日(木)まで開催中!
(C)なら国際映画祭2016
(C)Photographed by LESLIE KEE