クリーン ある殺し屋の献身 作品情報

くりーんあるころしやのけんしん

深夜の街でゴミ回収車を走らせ、廃品や廃屋の修理を趣味にしている寡黙な男(エイドリアン・ブロディ)。名前も分からず“クリーン”と呼ばれ、孤独な日々を送る彼は、隣人の少女ディアンダ(チャンドラー・アリ・デュポン)と心を通わせていた。ある日、街を支配している麻薬ギャングたちがディアンダに目をつけ、手を出してくる。クリーンはディアンダを救うためにギャングのアジトに乗り込み、チンピラたちを半殺しにしてしまう。ギャングのボス・マイケル(グレン・フレシュラー)の息子がその中にいたため、マイケルは組織を総動員してクリーンを追う。警察もギャングに加担しており、クリーンに逃げ場はない。クリーンはディアンダを守るために再び銃を取り、ひとりで反撃に出るが……。

「クリーン ある殺し屋の献身」の解説

「戦場のピアニスト」でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ主演のアクションドラマ。かつては凄腕の殺し屋で、今は寡黙な清掃員として生きるクリーン。心を通わせた少女ディアンダをギャングから守るため再び銃を取り、孤独な戦いに挑む。出演は、「ジョーカー」のグレン・フレシュラー、「パージ 大統領令」のミケルティ・ウィリアムソン、「Mr.ノーバディ」のRZA。監督・製作・脚本は、『キラー・ドッグ』のポール・ソレット。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2022年9月16日
キャスト 監督ポール・ソレット
出演エイドリアン・ブロディ グレン・フレシュラー リッチー・メリット チャンドラー・アリ・デュポン ミケルティ・ウィリアムソン ミシェル・ウィルソン ジョン・ビアンコ RZA
配給 アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
制作国 アメリカ(2021)
上映時間 94分

(C) 2018 A Clean Picture, LLC All Rights Reserved.

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「神には計画がある~殺し屋エンジェル~」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-10-04

作風としては、昔からあるような物語。

作り手が作りたかったのだろうとも思わせるノスタルジー感もあり、アウトローによる勧善懲悪。

じっくりと丁寧に、そして、過激に。

この手の作品は、好みが分かれるだろう?

映画館でゆったりと鑑賞しましたが、DVDや配信などもオススメできるタイプ。

お酒を飲みながら、大人な作品を。

エンジェルは、元殺し屋、静かに、自らの罪をクリーンにすべく廃れ行く街を見守りながら暮らしている。

薬の密売を押し進めるボスは、神の愛を説くキリスト教を欺瞞的に解釈し汚す悪魔。

懺悔の場語られる息子へのアドバイス「神には計画がある」その言葉通り、神のプランは、確実に実行される。

元殺し屋エンジェルのかつてのスタイリッシュさと裏腹に、愛する者を奪われ負け犬のような人間になってしまう人間の弱さも演じながら、過去を清算するかのようにヨミガエル表情の変化、その展開も人間らしさも失わない演技も素晴らしい。

ミカエル天使の様に悪魔を成敗する。

最終更新日:2023-04-03 16:42:53

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