映画感想・レビュー 1573/2608ページ

奇跡の人('62):P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

初めて覚えた言葉を発するシーンの感動では、フランソワ・トリュフォー監督の映画(野生の少年)が思い出される。アーサー・ペン監督の本編は映画評論家・淀川長治氏の解説と共にホール上映会で観た記憶があった。会場のポスター展示を熱心に廻られていた氏の姿が印象的だった…。さよなら、さよなら、さよなら、の名口調♪揺りかごのシーンから始まり、アメリカのストレート写真タッチのカメラワークがこれまた鮮烈!

(500)日のサマー:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

ウデイ・アレン監督が恋愛ドラマでやっている様な落ちを、青春映画仕立てでストレートにユニークに作ると…、と言った作品ー。ハートブレイクながらも爽やかなラストシーン。
次は<オータム>秋の500日に賭けてみるか!可愛さもひときわバージョン・アップ♪

シャッター アイランド:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

崖っぷちで現れる野鼠のシーンも強烈ですが、デカプリオのインタビューによると大変に訓練されていた鼠だったとその共演の感想を語っている!デズニー映画魔法にかけられての栗鼠君やコックローチ君…もそうだったが動物や子どもが出て来るとどうもそちらの方の印象が強い…。本編、妄想なのか現実なのか、例えばタイのアピチャポーン監督作品見たくそのギリギリの線をを行く!

めまい('58):P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

映画ヒッチコック/トリュフォーで取り分け注目されている作品。記憶の糸を手繰り寄せる手法は、ブライアン・デ・パルマ監督作品やマーチン・スコセッシ監督の例えば近作のシャッター・アイランド等にも影響を与えているのだろう…。愛の幻影を追い求める男の姿を描く本編は、消えた貴婦人、レベッカ、白い恐怖、逃走迷路、知りすぎた男、北北西に進路を取れ…等、ヒッチコック映画の集大成♪

戦艦ポチョムキン:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-10

映画の展開が圧縮と爆発のピストン運動の様に進む。うじの湧いた腐った肉の一杯のスープを拒絶し水兵らは、ついに船上で立ち上がる…、そしてオデッサの階段での軍の発砲と市民虐殺。群像劇で在りながらも、顔の大胆な接写やキュビズムさながらに手足の表情を細やかにモンタージュして構成して行くリズム感、無声映画に伴奏されるシィスタコービッチのメロデイ♪その革命のオペラはラストまで緊張感をもって厳かに進む現代の叙事詩・オデッセイ!

クリーピー 偽りの隣人:P.N.「okkey」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2017-03-09

酷い映画。雑すぎ。。香川さんは最初は普通を演じていて、竹内さんはそれを信用する展開で無いとあかんし、西島さんも妻がやばい場面で何してんの?感があったし。やはり、警察がダメすぎた。そんな訳ないの連続。最後も雑。何故西島さんが普通で入れたのか?竹内さんは何故いきなり普通になったのか? 過去ワースト3な映画。酷評ですんません。。

2001年宇宙の旅 新世紀特別編:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

冒頭シーンで、あたかもハムラビ法典が刻まれてでもいる様な巨大石盤を類人猿が群がって意味を探っているー。宇宙SF 映画と言うジャンルでは無くて、実は考古学或いは文化人類学的な視座のオープニング!!有名なドナウ川の小波へと♪其を誘うは骨を利用した道具の発明、真空状態で舞う万年筆、回転する宇宙船内…美しき青き地球の廻りを星星とダンスする宇宙ステーション…。スペースオペラの始まり始まり♪

俺たちに明日はない:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

人生の最高の刹那が最悪の瞬間の伏線…。衝撃のラストに比してボニー&クライドの幸福感は余りに絶頂であったー。その鮮やかな切り返し。アメリカン・ニューシネマの気鋭アーサー・ペンの流れる様な映像美が人生のひとコマを永遠に刻み取る♪フェイ・ダナウエイとウオーレン・ビューテイの青春の名コンビ!

魔法にかけられて:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

エイミー・アダムスがお姫様コスプレっぽくて可笑しい。デイズニーのアニメーションのセルフパロデイなのだが、次第に深みが出て来て白鳥に♪
他方、悪のシンボルのスーザン・サランドン、その魔女が脇を固めていよいよドラゴンへと変身するが、その譚が最高!アニメと実写のフュージョンの妙と言う処か…。何と云ってもラストのダンスシーンがデイズニーっぽくて圧巻だった♪

アシュラ:P.N.「マツソック」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

ファンジョンミンの極悪市長は何と言っても迫力ある演技で鳥肌がたった。またストーリーがドキドキ感で中途半端ではなかった。
犯罪を繰り返す事で悪い人間を作っていくが、良心がまだある処を
上手く表現している。政治家の権力は強い様でも1発の玉で簡単に消える。また機会があれば見たい。

アサシン クリード:P.N.「雅人」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-03-09

何の予備知識も無しに観に行ったが、充分楽しめた。
パルクールのアクションは、いつ見ても気持ちいい。
★マイナスは、いくら何でも、イザベラ女王の、あのメイクは無いだろう、と、思ったので。

白鯨との闘い:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

荒々しい海洋船のシーンはドキュメンタリー映画(リバイアサン)を連想させた。メルビルの白鯨に秘められたエピソードが壮大な叙事詩として語られて行く…。漂流船上で生き残ると言う事の過酷さをひしと描いた力作!ドラマ!

アサシン クリード:P.N.「うちこ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2017-03-09

素人の感想ではありますが。。。
私はゲームからのファンで今回の公開を待ち望んでおりました!劇中ではいくつかゲームで出てくる用語などもでてくるのででゲームを少しでもプレイしていただけるとより楽しめるかと思います!MX4Dでの鑑賞。衝撃や揺れなど劇中のシーンにどれもぴったりでアサシンクリードの世界に浸りながら見ることが出来ました。今回見どころのパルクールのスピード感やアクションもかっこよくて目の前でアサシン達が戦っている姿に感動しました!
続編があるかのような終わり方でしたので次回に超絶期待!

天使のいる図書館:P.N.「役者のたまご」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

最初は少しまどろっこしい感じで進みますが、最後は何とも言えないほんわかした気持ちにさせてくれます。主演の小芝さん演じるさくらの気持ちに寄り添うと、思わず涙が溢れました。キャストの皆さんもそうですが、何と言っても小芝さんの魅力、演技力がスクリーンを通じて圧巻です。何度も見たくなる良作!

ベニスに死す ニュープリント版:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

本編の汽船が煙を吐いて静かに進む冒頭シーンはとても有名。映画評論家・淀川長治氏を唸らせた名場面中の名場面♪美神タジオに惹かれつつ、老音楽家の大家が落ちぶれた道化師の如く変貌して行く…。ヴェネチアの波止場でのエロスとタナトス!!
ルキノ・ヴィスコンテイ監督はトーマス・マンの魔の山やマルセル・プルーストの小説の映画化も夢見たが…。

ムード・インディゴ~うたかたの日々~:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

スター・チャンネルでニコール・キッドマン主演の映画(毛皮のエロス~ダイアン・アバース幻想のポートレート)を観ていたら本編の事が想い出された…。ファンタジックな美しい数々のシーン、夢の様な水中花…。お伽噺♪名画座の大画面で観たけれど、また、見たい一本!

ライト/オフ:P.N.「エナメル野郎」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2017-03-09

冒頭だけは良かったんですけどねぇ
謎もすべて解決、後を引く怖さもナシ、主演ほぼ全員生き残る、お化けも倒した、丸く収まってめでたしめでたしな一本です。
逆に怖いのキライだけど、たまには観たい人向けかなぁと。

山猫:P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-09

本編はお城での猛暑の中の撮影。絶えず扇子を仰ぐ貴族や汗する額も本物…。圧巻のワルツシーン!ルキノ・ヴィスコンテイ監督がオーギュスト・ルノワール画伯の息子ジャン・ルノワール監督の助監督であった事も絵の様に美しい画面構成に活かされている。踊りのルノワールの絵画のタッチは、ジャン・ルノワール監督のフレンチ・カンカンでも炸裂していたのだが♪

最終更新日:2025-10-22 11:00:01

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