鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:P.N.「ユータン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-11-20
起承転結がはっきりしており、ストーリーも面白く、アニメで毀滅よりラストの展開にうるっとくるものがあり秀逸さを感じた。年間10本程度しか映画館に通わず映画お宅ではありませんが、WOWOWでも年間5~60本見ている中でも3本の指に入る楽しい映画でした。
起承転結がはっきりしており、ストーリーも面白く、アニメで毀滅よりラストの展開にうるっとくるものがあり秀逸さを感じた。年間10本程度しか映画館に通わず映画お宅ではありませんが、WOWOWでも年間5~60本見ている中でも3本の指に入る楽しい映画でした。
バイオレンスが得意のビートたけしさん原作のラブストーリーに興味がありクスッと笑えるボケツッコミはたけしさんらしいなと思いましたが、よくある話でした。泣ける事を期待したけどエンドロールになってました。二宮和也さん、波瑠さんはよかったと思います。
この映画「バンク・ジョブ」は、1971年にロンドンで起こった、"ウォーキートーキー"強奪事件をベースにしている。
ベイカー街の銀行の地下にある貸金庫に、強盗団が侵入し、金品を強奪。
だが、事件は政府によって報道規制が敷かれ、遂には英国王室のスキャンダルへと発展していく。
金庫内に隠されていた危険なブツを巡って、7人の実行犯、政府の高官、マフィア、警察の二転三転する駆け引きが、この映画の大きな見どころだ。
穴掘りやトランシーバーを使った、IT時代ではない、アナログな強奪シーンなど、クライム映画本来の魅力が、たっぷり味わえる作品だ。
ポップコーンを食べる間もなく引き込まれていました。それぞれの持ってる正義が交錯して一つの物語となるのですが、段々と真相は分かるのに、正解が分からなくなると言う不思議な感情に陥りました。 人生のまさかはこうやって訪れるかの様ですね。 主演の永瀬廉さんが普段のアイドルとは違い役に見事にはまっていて、心がぎゅっとなりました。 エンディング曲『愛し生きること』の世界観もマッチしていて最後は優しさに包まれ余韻に浸りながらの終演となりました。 迷ってる方がいましたら、ぜひおすすめの作品です。
フランソワ・トリュフォー監督の「終電車」は、カトリーヌ・ドヌーヴの熟れた魅力が、全面開花した作品で、彼女の美しさがこの映画を支配している。
舞台女優という役もよく似合って、トリュフォーの映画にしては、異例な程、大人の官能に満ちている。
「突然炎のごとく」のような複雑な三角関係が描かれるのだが、大人の演技が出来る三人の俳優が組んでいるので、リアリティが感じられるのが、とてもいい。
舞台での恋人同士が、現実でも惹かれあい、この二人は実は地下の男に演出されているという、現実と芝居が交錯する二重三重のトリックが、実に面白い。
とりわけ、この三角関係の結末を演じるシーンが、実は舞台の上だったというオチに至っては、え?という感じなのだ。
トリュフォーは、いつもながらの映画のスタイルや技法を弄びすぎるきらいはあるものの、やはりフランス映画きっての技巧派である事を、この映画でも証明している
NHKラジオハングル講座を聴くとアン・ソンギが主演した小栗康平監督作品の瞑想的なシーンのかずかずがが蘇って来たんだな
大切なものは眼に見えないと云う人間性の本質を探求した原作者の視座は日本のノーベル賞作家の大江健三郎にも未来への希望として究極の楽観主義として語り継がれて
今日のNHKcultureラジオの大江健三郎インタビューのアーカイブを聴いて居ると本篇のように大江文學が海外で翻訳・受容され映像化までされたんだなあと気付かされ
風采のあがらないジェリー・ルイス扮する大学教授が、変身薬の研究に没頭。
遂に完成した薬を飲み干すや、手からモジャモジャと剛毛が生えてきて----------。
この後、カメラは一人称、つまりジェリー・ルイスの目となり、彼の姿を目にした者は、一様に驚きもあらわに後ずさりする。
すると、次の瞬間、カメラが切り返され、ピカピカの超二枚目に変身したルイスを映し出す。
喜劇俳優としても、監督としても一流とは言い難かったルイスだが、このあたりの演出は、なかなか鮮やかだ。
そして、これまた1932年版「ジキル博士とハイド氏」の有名な冒頭の場面の見事なパロディともなっている。
この映画「ライトスタッフ」は、米国の最初の宇宙飛行士たちの、正しい資質とは何かを問いかけた作品だ。
トム・ウルフのベストセラー・ノンフィクションの映画化作品で、1950年代末、米国有人宇宙飛行計画に選ばれた飛行士7人と、孤高のテスト・パイロットの姿を対比させながら、責務遂行に求められる、正しい資質をドラマチックに描いている。
初めて音速を超えたパイロット、チャック・イエガーを中心に、彼を超えられなかったものの、宇宙という新フロンティアに挑戦する7人の生き方が、鮮烈に描かれている。
当時のリンドン・ジョンソン副大統領を含む、大物たちをコミック・リリーフにしてしまうところに、フィリップ・カウフマン監督の心意気が感じられて痛快だ。
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
最初に雑誌記者が鬼太郎と猫娘に出会うところとラストは現代版でしたがメインはまるで墓場鬼太郎的でややグロなシーンも多くて哀しいストーリー展開もあり、ダークな感じでした。鬼太郎の父親と水木さんの活躍が見どころですね。幽霊族の怨念まで利用とする一族の因縁には胸糞悪くなってきますがラストで救われるのが良かった。チャンチャンコの秘密やエンドロールでの劇メーション風なところで原作に繋がり鬼太郎誕生の秘密が分かる。良くできた作品だと思う
この映画「キリング・フィールド」は、カンボジア内戦の悲惨な実態を描いた、人間ドラマの秀作だ。
戦乱のカンボジアで、ニューヨーク・タイムズの特派員として、命懸けの取材を続け、帰国後にピュリッツァー賞を受賞した、シドニー・シャンバーグの体験記事の映画化だ。
シャンバーグと彼の通訳兼助手として働いていた、カンボジア人記者との友情、混乱の中での別れ、そして劇的な再会までが描かれる。
監督は英国のテレビ界出身の新人だが、アクションあり、サスペンスあり、感動ありの社会派エンターテインメント大作を、手際よくまとめていると思う。
国境なき世界を歌ったジョン・レノンの「イマジン」がラストに流れ、感動をもたらしてくれる。
色鮮やかな映像とノリの良い音楽が最高な作品。
本年度ベスト!
ぶっちゃけB級臭が漂う作品だったけど自分好みの映像と音楽で満足度は高め!
これに加えモナ・リザを演じたチョン・ゾョンソさんがとても美しかった!
拘束衣を着て街を歩く姿が何だかセクシー(笑)
12年間精神病院に隔離されていたモナ・リザ。
満月の夜に覚醒し、人を操る事が出来る能力を手に入れる感じ。
理由は全く不明(笑)
そのモナ・リザが精神病院を抜け出しニューオリンズの街でポールダンサーのボニーと人を操りお金を手に入れ警察に追われるストーリー。
ボニーがダンスしている時のチップの額がハンパない(笑)
とにかく鮮やかな映像が美しい。
ニューオリンズの街の光や看板。
店内のパッケージなど全てがカラフル。
これに加え広角レンズで映される街並みの迫力も凄かった!
ボニーの息子やDJのファズがモナ・リザに協力し街から逃げ出るシーンのスリル感に引き込まれる。
空港でボニーの息子の思ってもいなかった行動に泣ける。
次作がある事を期待します( ´∀`)
幻のウイスキーを復活させる感動のお仕事ムービー。
本年度ベスト!!
お仕事ムービーに加え、人間の成長ドラマが組み込まれた感動作って感じ!
ウイスキーの蒸留所が被災しウイスキーが作れなくなり社長が他界。
ある理由で息子も家を出て、美大の娘が中退して蒸留所を継いで苦難に立ち向かうストーリー。
数々の困難に立ち向かう姿が胸熱。
これからって時にも新たな災害に見舞われ、そこから立ち上がる姿に感動する感じ。
そんな蒸留所をネットニュースの記者の高橋が取材する中、仕事を辞めようと考えるものの、登場人物達の言葉に記者として成長する姿も素晴らしかった!
蒸留所を経営する駒田琉生(ルイ)。
従業員を守る為、ある企業からの買収の話に悩みある決断をしようとする中、従業員達の言葉に泣ける。
そこから家を出た兄も加わり幻のウイスキーを作る姿が熱い!
ラストシーンは出だしの記者の高橋の姿が弱々しく見えるシーンが映されるけど、たくましくなった今の姿との対比も良かった!
幻のウイスキーが飲みたくなりました( ´∀`)
アパート住人達のちょっと笑えて軽めの人間ドラマが満載の作品。
本年度ベスト級。
あらすじが良さげで鑑賞。
良作の予感がしたけど自分には全くハマらなかった。
大阪のアパートの住人達を中心にした人間ドラマ。
それぞれのドラマの内容が薄め。
そのドラマが繋がって行くかと思えばそうでも無く。
感動も泣くことも無かった感じ。
雨の中でのシーンが多目。
そのシーンに意味があるのか考えるものの意味は無さそう(笑)
この先、何かあると集中して鑑賞していたので飽きる事は無かったです(笑)
馬場ふみかサン目当てもあったけど、美しいのか?そうで無いのか?
判断に悩みました( ´∀`)
愛とは何かを明らかにする作品。
本映画は、イタリアの閉鎖性を象徴する事件とも言われているが、
よく観察すれは、愛に生きる女性が、強く逞しく、キリスト教の影響を垣間見るベースラインがあり、閉鎖性もその為だろう?
けっこう拝金主義な場面が多く、カトリックと言うより、プロテスタントで現実的な生き方に重点が置かれているように思える。
何はともあれ、他を思いやる気持ちが強い女性たちが、しっかり、自立している。
マザコンなイタリアにあり、母なる女性は、わざわざ男女平等を謳わなくともしっかり、自立している。
アルドも、エットレの存在により、愛とは何かを知り、目覚める。
今まで、多くの若者を傷つけた因果応報により、罪を償うが、
エットレは、愛とは自然に体現し、愛に生きるが故に、事件後も強く生きて行く。
その愛が本物なら、人は強く成れる。
どんな形の愛であれ、本物なら、エゴで生きないあなたは、強く成れるはずである本物ならば、それを明らかにした事件である。
この映画「タイムライン」は、マイケル・クライトンの原作の小説もいまひとつだし、映画はもっとダメな失敗作であったと思う。
原作の小説を読んだ時は、マイケル・クライトンお得意の歴史ネタに、時間SFが融合するというので期待したのだが、時間旅行の概念と方法に関しては、マイケル・クライトンらしいテクノロジー・アイディアを駆使しているものの、総じて物語にご都合主義な展開が目立ち、ガッカリしてしまった。
ベテラン監督のリチャード・ドナーも往年の冴えがなく、詰めの甘さが目立っている。時間旅行のシーンもあっさりしていて、肝心の時間理論のくだりも、バッサリとカットされていた。
これではタイム・トラベル物としてもつまらないし、もっと言えば、作り手たちに"SFマインド"がまったく欠落していると思う。
この映画「テキサスSWAT」は、1980年代に一世を風靡した"肉体派アクションスター"の内のひとりで、ブルース・リー(李小龍)の「ドラゴンへの道」で最強の敵役として名を馳せたチャック・ノリスが、ブレークするきっかけとなった作品だ。
とにかく、史上最強のミドル級の空手チャンピオンからアクション映画スターへと華麗に変身したチャック・ノリスの魅力の原点に迫る、男気満点の作品なのだ。
武器密売組織と闘う一匹狼のテキサス・レンジャーを描いたアクション映画だが、そのテイストは、まさにマカロニ・ウエスタンだ。
主人公のマッケイド(チャック・ノリス)の小汚さと屈強さを絶妙にブレンドされた風貌は、マカロニ・ヒーローを彷彿とさせるし、フランチェスコ・デ・マージの音楽も、馬泥棒一味を殲滅するウエスタン的なオープニングから、クライマックスを飾る組織のボス(デヴィッド・キャラダイン)との格闘家俳優の面目躍如の対決まで、正調マカロニ節で、大いに盛り上げてくれる。
マカロニ・ウエスタンの貴公子ジュリアーノ・ジェンマ主演の「怒りの荒野」は、私生児の青年が、流れ者のガンマンに弟子入りし、腕を磨いていくというストーリー。
町で横暴を極めていく師に、不信感を抱き始め、遂には運命の"師弟対決"を迎えることになる。
公開当時、日本で人気のあったジェンマだが、本場アメリカの西部劇の悪役でならしたリー・ヴァン・クリーフの圧倒的な存在感にはかなわない。
青年は師から教わった"ガンマンの十戒"を唱えながら、敵を仕留めていくクライマックスは、リズ・オルトラーニのテーマ曲とも見事にマッチし、胸が躍りましたね。
まだハイジャックを題材とした映画が珍しかった1974年の作品のため、展開はのんびりしているが、陰謀自体はいかにもイギリス人が考えそうなものになっている。
SASが突入したら、すぐ解決しそうな事件だが、もちろん、そんなに簡単にいかない事情があるのだ。
非情で官僚的なイギリスのやり方に反発を覚え、あくまでも警察官としての正義感で事件に取り組む、ショーン・コネリー演じるノルウェーの保安部長タルビック大佐の姿には、どうしても、ジェームズ・ボンド役に嫌気がさして、シリーズを降板したコネリーの姿がだぶってしまう。
今だったら、イギリス側のプランを肯定的に描くのだろうけれど、それを否定するのがコネリーというところが肝なのだ。
そういった事情で、コネリーの派手なアクションは一切なし。
監督は、フィンランド出身のキャスパー・リードだが、基本的にはイギリス映画なのだ。
ハイジャック犯には、曲者俳優のイアン・マクシェーン、音楽は大御所のジェリー・ゴールドスミスが担当している。