PERFECT DAYS 感想・レビュー 27件

ぱーふぇくとでいず

総合評価4.78点、「PERFECT DAYS」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「ゆ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-06-10

ヴィム・ヴェンダースさんにとっては「ベルリン・天使の詩」の、役所広司さんにとっては「うなぎ」のリメイクのような映画。
ただ本作では、天使というファンタジーも、妻の浮気・妻の殺害というサスペンスも用いていない。簡素なルーティンの中で生きる無口な人を描くこと・演じることで、むしろ人間の心がダイナミックに動く・動いている様(move)を、より高い純度で表現されている。至極の映画(perfect movie)。

心の動きに真摯に向き合って生きることの尊さを、省みさせていただいた。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-17

キネマ旬報のヴィム・ヴェンダース監督と主演役所広司の対談の中で監督は映画作品を理想の追求モデルとしている。毎朝の目覚め時にザッザッと云う箒で道路を清掃して掃き清めて居る現実の環境音をドキュメンタリー映画見たいに或いは夢心地のように捉える印象的なシーンが作品冒頭に在り

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-11

🎞本篇を観た感想などを映画監督小栗康平が映画の自由と云う一文で述べて居る。映画監督ならではの鋭い思索で在って考えさせられる。映画観賞の受容側の心持ちと映画創作者としての矜持も其処に加わった。ラストシーンに就いての感動の有無,シーンの代替可能性を廻る処など興味津津

P.N.「トイレ掃除は慈悲の心」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-24

東京・人情の詩

と言うニュアンスだと、より、映画の世界が、広がるでしょう?

あの俳優が実は、と言う、
飛躍した設定は、役所さんは、日本人として日本で確立した俳優でありながら、国際的に活躍する俳優なので、適任だし、このタイミングでしか、実現しなかった。

東京のトイレに関するキャンペーンもあり、海外では、トイレが綺麗すぎてと、あるかも知れませんが、このタイミングを逃しては、実現しなかった作品。

人情が廃れつつある東京、その面影を懐かしみつつ、展開する作品。

俳優が、実は、天使であったり、するように、実は、身近な人間、それは、あなたのことでもあるが、実は、神仏の自分を忘れた存在。

トイレと言うのは、人間性が表れる場所。

トイレを汚い、汚して使用するあなたは、それなりの人間でしかないと言う鏡でもある。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-19

確かに本篇を観た感想には賛否両論がある,映画通の知り合いの評価は低く刺さら無いと。ホームレスの田中泯こそが翳の主役かも知れないが。二週間足らずで撮影したPRドキュラマともオリエンタルなミスマッチだとも色んな見方が出来る。本篇をモノクロにして夢のシーンがカラーだったらとか,ポン・ジュノの映画パラサイトの地下室のトイレの悪夢のリアリティが欲しいとか注文は幾らでも就けられるだろうが

P.N.「ヒロシ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-12

感動とは違う。
何かを伝えるでもない。

人の内にある、言語化出来ないものを、いろいろな手法で表現しようとした、70年80年代のラブアンドピースが現代社会とのミスマッチどころか、妙に心に刺さる取合わせとして、写されています。
文学、音楽、写実、そして禅の予備知識があれば、ところどころに出てくる平山の言葉ではない、顔のアップに語られています。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-12

本篇を観た後で小津安二郎監督に就いての書籍等を読むと完全なる1日とは禅的な境地何だなあと想えて来るんだ!或る英文学者が晩年に日本の禅に開眼した如くヴィム・ヴェンダース監督の視座は小津ワールドを通じて無の境地に至ると云う意味合いで本篇は正にロード・ムービーだろうかと

P.N.「sanjuro」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-09

観て良かった。ずっと観ていられる映画だった。謎や疑問点が残るシーンが多々あったし、よくわからないモノクロの夢?の映像とかもあったけど、変に明らかにせず流した感じもイイ。なんでもかんでも「伏線回収」「問題解決」にこだわる風潮もあるが~別に実際社会ではそのようにならないコトが多いし、なんともなしに流したのがよりリアルさを高めたと思う。
 あと私的に最高に良かったと思うのが、最後の最後まで大きな事件事故、大どんでん返し等々が全く無かったコトである。もし、そのような激的変化がこの手の映画で後半待受けているようだったら、ありきたりのつまらないストーリーだと逆に思ってしまったかもしれない。その恐れていたコトが最後の最後まで無かった。役所広司の演技も含め、まさにパーフェクト!

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-03-07

トイレ清掃員の中年男の日常生活の映画なら金返せレベルやけど、これはもう一度じっくり観たくなる映画です。役所広司さんやから成立した作品ですね。ほんま、よかった。辛口批評する知人が「これ、ええで」と言ったのがわかりました。いきなりピースはきついでしょう、カセットテープが高値で売れるとは知りませんでした。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-03-01

ラジオから石川さゆりの能登半島の演歌が流れて来て想い出したー。居酒屋の女将役と云うポイントを彼女が演じていたことを

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-28

木洩れ日のポエムや東京TOILETプロジェクトの経緯などはSwitch誌の本篇特集号に

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-22

又グッドな音楽と共に秘められた○×ゲームのユーモアのセンス等の監督ヴィム・ヴェンダース遊びごころも愉しめるんだなあ

P.N.「トイレ掃除は慈悲の心」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-14

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

西洋では、「雑用は知恵の揺りかご」と言ったりします。

楽して得たものは、砂上の楼閣。

日本人なら、頷ける作品であるが、もはや、日本人の情緒的面影しかみて取れない日本人こそ、哀しい存在なのかもしれない?

日々、日常、目の前の事をたんたんとこなして行く。

それは、前日と同じなようで、同じではない。

悟りを求め、牛を追った人間は、悟りを得たが、やがて、再び、町中へ出向いて行く。

彼は、見た目には何も変わらないが、彼は、以前の彼ではなく、この世の中の存在でもないが、ただ、たんたんと、日常を生きている。

彼は、俗世間に生きているが、もはや、この世界に、生きていない。

正に、パーフェクトな日々に生きているのだ。

いっさいがっさい、すべてが無、なぜ、塵を払う必要があろうか?

すべてが無であり、無とはあらゆるすべてを含む無尽蔵。神は神の中に世界を創造したのだから、思いっきり、人生を遊び楽しむのが、悟りを得た者の務めである。人間、務めている時が、最善ですある。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-13

知り合いが本篇を観て来てドイツ人,詰まり監督ヴィム・ヴェンダースに日本のこころを教わったと云う,ルーティンな日常生活の中の真の幸福とは?人生を考えさせられる造りは,ジョアンナ・メッジョルノの主演した男性商業カメラマンとの心の交流を描いたMysteryシネマとも共通するかも

P.N.「ロマンティックエロ爺」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-02-12

平山さん、TVも無い!ガラ携だぞ!風呂なしアパートだぞ!家族はいない!だけど憧れる~満足のいく仕事が終わり~銭湯に行き~行きつけの飲み屋で飲み~石川さゆりに歌ってもらう~好きな本を読む~寝る~目覚める!ファンタジ-です!

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-21

♬ピーター・バラカン氏が本篇を観終えて見ている時以上の幸福感に包まれたとコメントしていた!NHKFMラジオ番組では本篇ラストを飾ると云うニーナ・シモンのフィーリング・グッドが流され,流石ヴィム・ヴェンダース監督の音楽セレクションとも

P.N.「トイレ掃除は慈悲の心」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-16

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

私は、今の政治家、企業のトップが、率先して、トイレ掃除をして欲しいと思います。

日々、変化する状況を理解できない、いい大人たち、トイレを綺麗にする心がけで、見えてくる世界、いくら立派な人間に見せても、トイレの使い方に人間の品位が現れます。

見ているようで見ていない人間に情けなくなりますが、トイレを綺麗にする心がけで、本当に、気づきが生まれます。けれど、アピールするモノでもありません。

達磨大師が評価を当てにしてする善行は無いに等しいと言う位、日々、黙々とたんたんと行うべき。

下町の雰囲気を残しつつ、昔の田舎では、鍵なんかかけません。

外国人が驚いた様に、今の日本人も驚く、そんな時代の変化もある中で、かつてあった日本人独特の人情の世界が表現されています。

P.N.「ソロ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-10

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

大きな川の流れはとても深く悲しく、対岸に戻ることのできない出来事が横たわる。
だけど木漏れ日の下で感じる暖かな光や揺れる影、小さな出来事は頬を緩ませてくれる。そんな日常を積み重ねて生きる日々。

きちんと布団を畳み質素に暮らす生活と、夢に現れる格子のような影でこの人は刑務所に入っていたのだろうと想像してみていました。
運転手付きの車に乗る家に生まれながら、家族とは同じ世界に生きられない人生を生きる理由はわからないけれど。
死が近い人と話し、父も、あるいは自分も死を意識して心から涙する朝もある。

私はそう解釈したのだけど、いろいろ暗示的で、勝手にそんな解釈するな!なのか好きに捉えろ!なのか、それすらどうでもよい映画館でみたい映画。

P.N.「木漏れ日に生きたい」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-01-09

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

重なった影が濃くなるのは、それぞれ別の光を当てられている時だけ。
影は光を遮る人であり距離であり、光はそれぞれの視界や過ごした時間で、即ち世界のことなのだろう。
重なった影が濃くなる時、人は間接的に、自分とは違う世界を感じとり繋がり合う。そしてすぐに、それぞれ別々の世界へと帰っていく。
これは全て人と人の出会いのことだか、しかし人との繋がりだけが、重なった影を濃くするわけではない。
例えば歌の中の一単語に心を揺さぶられ、過去の想い出が想起させられるように、何かのきっかけに思い出すことで、別たれた世界はまた繋がる。それが喜びであり、悲しみであり、即ち人生なのだろう。
濃くなった影を追い求めるのではなく、時折訪れるそれらをただ受け入れる。そうすれば、派手さはなくとも情感に溢れ、穏やかでありつつ変化と面白味のある人生を送っていける。
彼はそんな満足を知っている。彼のようには生きようとは思えない。それでも彼の持つ光は眩しく、羨ましい。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-01-01

この映画を観て、とても感動した。これは清掃員を主人公に描いているが、何よりも永遠の命題を追求しているからだ。つまり人生とは何か、人間とは何か、幸福とは何かについて、あらためてしっかり考えさせてくれる。役所広司さんの演技はあまりにも素晴らしい。

最終更新日:2024-06-19 16:45:39

広告を非表示にするには