P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-04-17
🏍ジェイウェイブのラジオ番組ジャスト・リトル・ラビングで原作の川村元気が小説創作モチーフを語っている。恋愛喪失時代の現代人が抱える主題にチャレンジ,生と死と旅とコスモポリタンな海外取材と🏝
しがつになればかのじょは
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🏍ジェイウェイブのラジオ番組ジャスト・リトル・ラビングで原作の川村元気が小説創作モチーフを語っている。恋愛喪失時代の現代人が抱える主題にチャレンジ,生と死と旅とコスモポリタンな海外取材と🏝
この映画を観て、とても感動した。これは何よりも永遠の命題について見事に追求しているからだ。あらためて人間、愛、人生について考えさせられた。長澤まさみさんと森七菜さんが出演されている。お二人ともあまりにも美しい。そして演技も素晴らしい。大好きだ。この映画を観ながら、桜を思い出した。桜には悲しい記憶がある。もう何十年も前のことだ。私の親戚の若い女性が急死した。とびっきりの美人だった。私は幼い頃、彼女と仲良くしていた。それだけにひじょうにショックだった。葬式の日、桜が満開だった。これはまた観たくなる作品だ。
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何度も観たくなる。何度観ても感想が変わる。それぞれの気持ちが説明もなくすれ違っていく。リアリティのある表現というより、心象風景の連続。人の気持ちはだからわかりにくい。そこにリアリティを感じた。
誰かが誰かを責めることはなく、静かに優しく時が過ぎていく。最後に湧き出る感情。そしてまた日常へ。映画『卒業』のラストがオーバーラップする。エンドロールの「満ちてゆく」がこの物語を包んでいく。
藤代に幸せになってもらいたいと心から願う。佐藤健さんは切なさのパターンをいくつ持っているのだろう。
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物語の主軸は、結婚を控えたカップルの後ろ向きの生き方に、お互いが、何かに、吹っ切れない感覚を覚える。
なんとなく生きる医師と自分を救ってくれた尊い存在に、離れつつある自分の心、
そして、ある決断をする。
彼らを救ってくれたのは、医師の元カノ、その存在が、大切なことに気付かせ、思い出させてくれる。
彼女もまた、過去に、選択しなかった後悔を胸に生きて、その病をおして、一人約束の地を旅する。
なんとなく生きる医師が自分の為に選択してくれた大切な思い出。
これは、悲しい物語ではなく、
自分の死が間近であることを知り、後悔を残さず死を迎えようと言う彼女の行動が、正に、危機をむかえるカップルを救ってくれる物語。
彼らを救ってくれた彼女も、救われたのだ。
マリッジブルーと使わないところが、使い古したイメージが、作品を邪魔しなくていい。
時に、言葉は、無力、その生きる姿が、誰かを救ってくれる。
命、また、死の象徴である桜、明日は、何があるか分からない、後悔のない人生を生きて欲しいと言うメッセージだと思う。
富士は、不動な山の如し、桜は、パッパッと散り行く、儚さ、変化で、コノハナサクヤヒメで、変化で永遠に愛される富士山の象徴でもある。
作品は、引き算の美学よろしく、無駄な、過剰な演出は、省き、鑑賞者の想像力に委ねているが、しっかり鑑賞すれば、分かりやすい仕上がりだ。
最近のパソコンと対話する医者のように、話を聞かないと、何事も手遅れになる。
話を聞くとは、些細な事をないがしろにせず、些細な変化を大切にする。対話するコミュニケーション。
何事も、偶然はないし、日々、些細な事をないがしろにせず、耳を傾けていれば避けれる問題は多いが、医者や政治家、企業のトップ、それなりの地位にある者が耳を傾けれない。それを証明するニュースで溢れる。
ラストに涙する世界水準の出来ばえだと思います。
日本ではヒットのあるドラマが世界に通用せず、のニュース、私も日本人がなぜ夢中なのか理解し難い作品。変化を嫌う人間が多いのかも知れません。スマホに頭をロックオンされているのか?
愛を終わらせない方法は、もう、お分かりですね。
美しい風景や音楽は良かったけどストーリーはハマらなかった感じの作品。
本年度ベスト級。
弥生役の長澤まさみさんや、春役の森七菜さん。
この2人の女性の考えている事が良く解らず(笑)
佐藤健さん演じる藤代が男性としては可愛そうで観ているのが辛い(笑)
藤代が大学生の時に付き合っていた春と、藤代と結婚間近な弥生の3人を中心に展開するストーリー。
女性心が全く解らず、共感も出来ないけどキャスト陣の演技力で108分を乗り切った感じだった印象。
主要な3人の演技は勿論素晴らしい!
ワンシーンしか登場しない竹野内豊さんや河合優美さんが抜群に良かった!
仲野太賀さん&中島歩さんも良い!
中島歩さん、大学の写真部の部長の設定なんだけど違和感が無い(笑)
「愛を失わない方法」の答えが悲しすぎる。
この答えが本作が表現したかった事と認識したけど自分には響かなかった感じ。
自分は恋愛に関しては素直に生きて来たと思うので心には刺さらなかった。
ボリビアにあるウユニ塩湖。
死ぬまでに行ってみたいです( ´∀`)
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冒頭のタイトルバックの映像が、ラストを示唆しています。
次々に起きる出来事の予兆が、台詞ではない、様々な演出に込められています。
何でも、答えが必要なスマホ人間にも、それなりの想像力を働かせてもらう必要があります。
主題歌は、どこのバンドのヴォーカルだろう?主演の俳優さんとも被るし、藤井風さんとは、実力を増して誰だか分からなかった。
愛を終わらせない方法
それは、変化に生きる。
世の中で不動なのは富士山の様に、変化すると言うこと。
桜は、儚さ、命の象徴でもあり、永遠に変化する愛。
愛は変化に生きること。
執着は愛とは言わない。
スマホに執着して、幽霊の様に、お前はアンテナか?頭は圏外か?と突っ込みたくなる人間に、他者への気配りもない、つまり、想像力がない。
絶えず止まない変化する世界は、正に、愛。
諸行無常
変化と共に生きること。
何かに執着することではない。
些細な出来事に変化を汲み取れる想像力も必要。