福岡インディペンデント映画祭2020 グランプリ受賞記念 松尾豪監督特集 作品情報

「ある日のモダン・タイムス」（2014・5分）人生はクローズアップで観れば悲劇、ロングショットで観れば喜劇との言葉は、はたして本当か？「ケータイの中の山田」（2014・31分）拾った携帯電話には、ドラマがあった。好奇心から覗き見ようとした謙二郎、亘、壇のポンコツ3人組だったが、それがきっかけでとんでもない事件に巻き込まれ……。「二十歳からの旅立ち」（2014・6分）20歳の誕生日。新しい世界が開ける輝かしい日に、健ちゃんは悪友に誘われ初めてアルコールを口にしたところ……。「愛を込めて壁ドンを」（2015・10分）ボロアパートに一人で暮らす気難しいおっさんの隣りの部屋に、ある日シングルマザーが引っ越してくる。赤ん坊は夜な夜な泣き、おっさんは壁ドンをする……。「バイトファイター 七の業を持つ男」（2015・10分）何のとりえもない鈴木純は、自分探しの世界旅行に出るため、がむしゃらにバイトに励み、ついに航空券を入手。しかし強盗団に盗まれてしまい、鈴木はバイトで培った7つの技を駆使し猛反撃を開始する……。「アキスカゾク」（2016・27分）天堂家に空き巣が入る。しかも2組。そこへ強引な押し売りサラリーマンがやってくる。家族を演じる空き巣たちを前に実演販売を始めるセールスマン。彼らはこの危機を乗り越えられるか……。「UNDER M∀D GROUND」（2016・42分）寂れた工場街。警官のレイが4年ぶりに帰郷すると、故郷はギャング団に支配されすっかり変わり果てていた。さらにはレイの帰りを待っていた恋人さえも奪われ、全てを奪われた男の逆襲が始まる……。「閉ざされた二日酔い」（2017・6分）二人の酔客が目を覚ますと、バーが閉ざされていた。数十億の商談の時間が迫りくる中、男たちは脱出できるか……。「WONDERER」（2018・5分）あの矢印の先には一体何があるのだろうか。好奇心をテーマににした短編アニメーション。「グラフィティ・グラフィティ！」（2019・30分）ある日の夜、女子高生の柚子は悪友に誘われ、商店街のシャッターに落書き（グラフィティ）を描いてしまう。翌朝、グラフィティを描かれた家主の権三は激怒し、上からペンキでヘタクソと書きなぐる。それに気付いた柚子は激怒し、その上からまたグラフィティを描く。以来、グラフィティを描き合う戦いを繰り広げる柚子と権三。やがて柚子はグラフィティの楽しさに目覚める……。「タニンゴト・ミッドナイト」（2020・7分）ある土砂降りの真夜中。とある兄妹を悲劇が襲う……。