アジアの天使 作品情報

あじあのてんし

病気で妻が亡くなり、8歳のひとり息子・学を持つ青木剛(池松壮亮)は、疎遠になっていた兄(オダギリジョー)が住むソウルへ、日本から逃げるように渡っていく。兄からは韓国で仕事があると聞いていたが、兄はその日暮らしの貧しい生活を送っており、想像とは異なっていた。剛はほとんど韓国語も話せないまま、怪しい化粧品の輸入販売を手伝うことになる。一方、チェ・ソル(チェ・ヒソ)はソウルでタレント活動を行っているものの、市場のステージで誰も聞いていない歌を歌う仕事しかない。所属事務所の社長と関係を持ちながら、自分の歌を歌えない環境やうまくいかない兄や妹との関係に悩んでいた。事業に失敗した青木と兄、学たちと、資本主義社会に弾かれたソルと兄、妹たちというどん底に落ちた日韓2つの家族は、やがて共に運命を歩んでいく。

「アジアの天使」の解説

「生きちゃった」の石井裕也監督が、メンバーの95%以上が韓国というスタッフ・出演チームを組み、全編韓国ロケをした人間ドラマ。妻を失い韓国にいる兄の元へ行く剛。家族関係に悩むタレントのソル。二つの家族がソウルで出会い、新しい家族の形を模索する。「ぼくたちの家族」はじめ石井監督と5度目のタッグになる池松壮亮が本作で韓国初進出。剛の兄をキム・ギドク監督作「人間の時間」など海外作品に多数出演するオダギリジョーが、ソルを「金子文子と朴烈」のチェ・ヒソが演じる。第16回大阪アジアン映画祭クロージング作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年7月2日
キャスト 監督石井裕也
出演池松壮亮 チェ・ヒソ オダギリジョー キム・ミンジェ キム・イェウン 佐藤凌 芹澤興人
配給 クロックワークス
制作国 日本(2021)
上映時間 128分

(C) 2021 The Asian Angel Film Partners

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ユーザーレビュー

総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「ige」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2021-07-12

雰囲気はとても良かったけど全てが中途半端だった感じ。
観賞後、観た人に「勝手に解釈して下さい」みたいな作品だった印象。

韓国にいる兄(オダギリジョーさん)を頼り、弟の(池松壮亮さん)が息子と韓国に渡り、韓国人の3兄弟とトラックで旅するストーリー。

お互いの言葉が理解できない2組の兄弟。
相手に理解されなくても自分の言いたい事を素直に喋るシーンが印象的。

売れない歌手チェ・ソルと剛の関係も消化不良。

意味不明な天使。

それぞれのシーンは雰囲気があってとても良いんだけと、終わってみれば何も残らなかった感じ。

韓国の女性キャスト陣は皆さん美しかったです( ´∀`)

最終更新日:2024-03-28 02:00:02

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