キネマの神様 作品情報

きねまのかみさま

ゴウはギャンブル漬けで借金まみれ。妻の淑子や娘の歩からも見放されたダメ親父である彼がたった一つ愛してやまないのは、映画だった。ゴウは若い頃助監督として撮影に明け暮れ、食堂の娘・淑子に恋をし、映写技師・テラシンとともに夢を語らう、そんな青春の日々を駆け抜けた。ついに「キネマの神様」という作品で初監督を務めることになるが、撮影初日に転落事故により大怪我をし、作品は幻となってしまう。それから半世紀が経った2020年、「キネマの神様」の脚本が出てきたことから、沈みかけていたゴウとその家族は再び動き始める。

「キネマの神様」の解説

松竹映画100 周年を記念した、山田洋次監督による人間ドラマ。助監督として撮影に明け暮れる青春を送ったゴウだったが、今ではすっかりダメ親父となっている。半世紀前にゴウが監督するはずだった映画の脚本が出てきたことから、彼とその家族は再び動き始める。志村けんの逝去を受け、新型コロナウイルス感染症の肺炎により亡くなった、志村けんが務める予定だった主人公のゴウ役を、志村の遺志を継ぎ沢田研二が演じる。また、若き日のゴウを菅田将暉が、妻の淑子とその若き日をそれぞれ宮本信子と永野芽郁が演じている。原作は、原田マハの同名長編小説。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2021年8月6日
キャスト 監督山田洋次
原作原田マハ
出演沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 宮本信子 野田洋次郎 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 リリー・フランキー 前田旺志郎 志尊淳 松尾貴史 広岡由里子 北山雅康 原田泰造 片桐はいり 迫田孝也 近藤公園 豊原江理佳 渋谷天笑 渋川清彦 松野太紀 曽我廼家寛太郎
配給 松竹
制作国 日本(2020)
上映時間 125分

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

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キネマの神様

キネマの神様 著:原田マハ

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ユーザーレビュー

総合評価:3.9点★★★☆、20件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-04-27

NHKラジオ深夜便guestは東京家族,家族はつらいよや本篇等で山田洋次監督作品の常連の小林稔侍,メイキャップしてカメラの前で自然に演じる無の境地,映画愛の醍醐味を語った映画人生,コロナ禍で人嫌いに為って居た3年間は自己を振り返っていたとも,深作欣二監督,高倉健への想いも

最終更新日:2024-11-06 17:06:14

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