カセットテープ・ダイアリーズ 作品情報
かせっとてーぷだいありーず
1987年、イギリスの田舎町ルートン。夏のアルバイトを終え、SONYのウォークマンで流行のペット・ショップ・ボーイズを聴きながら自転車を走らせる16歳のパキスタン系の少年ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は、この9月からハイスクールに通う。同じ誕生日の幼馴染のマット(ディーン=チャールズ・チャップマン)は恋人ができ、充実した青春を楽しんでいる。一方のジャベドは、保守的な町の人からの移民への偏見や、パキスタン家庭の伝統やルールに、孤独や鬱屈を募らせていた。特に、古い慣習を振りかざす父親マリク(クルヴィンダー・ギール)には強い反発を感じていた。ジャベドは人種差別や経済問題、不安な政情に揺れる時代を彼なりに反映させた詩を書いているが、まだ本当の“自分の言葉”を見つけられないでいた。そんなある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽との衝撃的な出会いによって、ジャベドの世界は一変する……。
「カセットテープ・ダイアリーズ」の解説
英国のジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録を映画化した青春音楽ドラマ。1987年、移民への偏見や父親との確執のなか、鬱屈とした日々を過ごしていたパキスタン系の高校生ジャレドは、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会う。監督は、「ベッカムに恋して」のグリンダ・チャーダ。「1917 命をかけた伝令」のディーン=チャールズ・チャップマンが主人公の幼馴染・マット役で出演している。2019年サンダンス映画祭で上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年7月3日 |
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キャスト |
監督:グリンダ・チャーダ
原作:サルフラズ・マンズール 出演:ヴィヴェイク・カルラ クルヴィンダー・ギール ミーラ・ガナトラ ネル・ウィリアムズ アーロン・ファグラ ディーン=チャールズ・チャップマン ロブ・ブライドン ヘイリー・アトウェル デヴィッド・ヘイマン |
配給 | ポニーキャニオン |
制作国 | イギリス(2019) |
上映時間 | 117分 |
(C)BIF Bruce Limited 2019
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ユーザーレビュー
総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「ige」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-05-06
感動の良作!!!
劇場で見逃して自宅鑑賞だったけど、これは映画館で観たかったぁー!!
ブルース・スプリングスティーンの音楽(歌詞)を軸にしたストーリー。
イギリスに移民したパキスタン人一家の息子。ジャベドの成長物語。
これに加え友情、恋人、家族も成長して行く感動のストーリー。
パキスタンから夢を求め移住したジャベドの家族が思い通りの生活にならず。
ジャベドが友人から借りたブルースのカセットテープから、その歌詞に共感して人生を切り開いて行く展開。
実話ベースと言うことなんだけど、ブルースの歌詞のメッセージ性がメッチャ凄かった事を再認識。
とにかく、ブルース・スプリングスティーンの音楽(歌詞)のオンパレード!
作品中の展開に合った音楽(歌詞)がメッセージ性があってとても良い!
自分の殻を破って行くジャベドが素晴らしくミュージシャンが、人の人生を変えるパワーがあることを再認識。
音楽ってやっぱり凄い!!
出来る事なら映画館でもう一度観たいです( ´∀`)