グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇 作品情報
ぐっどばいうそからはじまるじんせいきげき
舞台は戦後の混乱から復興へ向かう昭和の日本。文芸雑誌で編集長を務める田島周二(大泉洋)は、女医・大櫛加代(水川あさみ)、挿絵画家の水原ケイ子(橋本愛)、花屋の青木保子(緒川たまき)ら、何人もの愛人を抱えていた。このままではいけないと彼女たちと別れる決心をしたものの、優柔不断な田島は、本人を前にすると別れを切り出すことができない。田島は困り果て、金にがめつい担ぎ屋の永井キヌ子(小池栄子)に妻を演じてくれと頼み込む。キヌ子は、泥だらけの顔を洗うと誰もが振り返る美女だった。こうして二人の“嘘夫婦”の企みが始まる……。
「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」の解説
太宰治の未完の遺作をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視線で完成させ、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞を獲得した戯曲『グッドバイ』を映画化。雑誌編集長の田島は複数の愛人たちと別れるため、ガサツだけど実は美人のキヌ子と嘘夫婦を演じるが……。出演は、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の大泉洋、舞台版で同役を演じ読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞した小池栄子、「後妻業の女」の水川あさみ、「ここは退屈迎えに来て」の橋本愛、「春待つ僕ら」の緒川たまき、「ユリゴコロ」の木村多江、「決算!忠臣蔵」の濱田岳、「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」の松重豊。監督は、「八日目の蝉」の成島出。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2020年2月14日 |
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キャスト |
監督:成島出
原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演:大泉洋 小池栄子 水川あさみ 橋本愛 緒川たまき 木村多江 皆川猿時 田中要次 池谷のぶえ 犬山イヌコ 水澤紳吾 戸田恵子 濱田岳 松重豊 |
配給 | キノフィルムズ |
制作国 | 日本(2019) |
上映時間 | 106分 |
(C)2019「グッドバイ」フィルムパートナーズ
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太宰治の未完の遺作
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「ぽっこりんこ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-02-22
映画館が「笑い」に包まれました。そのままいくと思いきや、ラストは「涙」。その涙を誘った大泉洋の「グッドバイ…」。
前半は小池栄子の怪演、後半は確実に大泉洋が持っていきました。たしかな演技力がないと、観客は「思わず涙」なんか流さないと思います。
帰り道「大泉洋、うまいなぁ」と、つぶやいてしまいました。