エンジェルサイン 作品情報

えんじぇるさいん

「プロローグ&エピローグ」「いつか二人の音楽で、世界中の人々を感動させたい」と夢を追いかけてきたチェリストのアイカ(松下奈緒)とピアニストのタカヤ(ディーン・フジオカ)は恋人同士。アルバイトをしながら曲作りに没頭するタカヤを、アイカは見守ってきた。だが、『エンジェルサイン』というチェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、タカヤは命を落とす。アイカがチェロのみで演奏する『エンジェルサイン』は、やがて世界に広まっていき……。「別れと始まり」鉄道の運転士の夫(緒形直人)と妻(菊池桃子)は幼いころからずっと一緒だった。ところが、妻が突然この世を去る。生きる希望を失った夫を元気づけようと、長年連れ添ってきた飼い犬が奮闘するが……。「空へ」病気で飼い犬を失ったことを理解できない幼い少女(プレオパン・パンイム)に父親(ピポッブ・カモンケットソーポン)は、犬は雲の上で楽しく過ごしていると伝える。少女は飼い犬への想いを絵手紙に描き、凧に結んで空に飛ばす。いつまで経っても返信がなく、悲しみに暮れる少女の前に蝶が羽ばたく。「30分30秒」出産を目前に命を落としかけた妊婦(スアン・ヴァン)の前に現れた死神が命を奪う直前、タカヤの曲が流れ、奇跡の蝶が現れる。与えられた30分30秒の間に、彼女は無事に出産することができるのか……。「父の贈り物」幼くして母を亡くした少女(坂井彩香)に、父親(佐藤二朗)は母親代わりとも言えるロボットを贈る。やがて父親も亡くし、生きる希望を失った少女の元に、蝶が舞い降りる。彼女の笑顔を取り戻したいと人間の感情を宿したロボットは……。「故郷へ」必ず戻ってくると約束して娘を残して戦地に赴いた父親(トゥク・リフヌ・ウィカナ)は、終戦後、娘の元へと帰ってくるが、戻ってきたのは彼の魂だけだった。娘と二度と会えない現実に気がついた父親の前に蝶が羽ばたくと、親子に奇跡が訪れる。

「エンジェルサイン」の解説

漫画家の北条司が総監督を務めた実写オムニバス映画。世界108の国と地域から寄せられた『サイレントマンガオーディション』作品の中から選ばれた受賞作品と北条司による監督作を映画化。全編を通してセリフを用いず、映像と音楽のみで物語が展開していく。出演は、「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」の松下奈緒、「海を駆ける」のディーン・フジオカ、「闇の歯車」の緒形直人、「ピーチガール」の菊池桃子、「ザ・ファブル」の佐藤二朗。監督は、「NINJA THE MONSTER」の落合賢、「ナンナーク」のノンスィー・ニミブット、「Journey From the Fall」のハム・トラン、「劇場版「リケ恋 理系が恋に落ちたので証明してみた。」」の旭正嗣、「鏡は嘘をつかない」のカミラ・アンディニ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年11月15日
キャスト 監督北条司 ノンスィー・ニミブット カミラ・アンディニ ハム・トラン 落合賢 旭正嗣
原作ヴィンセント・ランゲ プレマ・ジャー スニッピーMJ イチロウ ヴ・ディン・ラン
出演松下奈緒 ディーン・フジオカ 緒形直人 菊池桃子 プレオパン・パンイム ピポッブ・カモンケットソーポン ブンイン・インルアン ゴー・クアン・トゥアン スアン・ヴァン 佐藤二朗 坂井彩香 ニーンナラ・ブンビティパイシット トゥク・リフヌ・ウィカナ 吉田美佳子 Abigail
配給 ノース・スターズ・ピクチャーズ
制作国 日本(2019)
上映時間 105分

(C)「エンジェルサイン」製作委員会

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最終更新日:2022-07-26 11:03:19

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