アイたちの学校 作品情報

あいたちのがっこう

1910年、日本は武力で韓国併合を強要し、朝鮮半島を植民地にした。1948年、GHQと日本政府は朝鮮人学校閉鎖令を出し、閉鎖を強行。そして現在、日本政府は法・制度的に民族教育の抑圧を図り、裁判所の多くが追随している。100年にわたって続けられてきた差別の歴史。在日朝鮮人はアイ(=子ども)たちの夢を育むため、幼稚園から大学に至る世界にも類い希な民族教育事業を行ってきた。しかし今、ウリハッキョ(=朝鮮学校)は厳しい逆風に晒されている。2010年、政府は高校無償化制度からウリハッキョを排除し、地方自治体も次々と補助金を打ち切ってきた。そこで、ウリハッキョは裁判闘争に立ち上がる。その戦いは全ての外国人の子どもたちの教育権に連なり、他民族多文化共生の時代を切り開いていく。知られざる歴史的資料や証言を発掘し、ウリハッキョの差別と闘いの真実を浮き彫りにする初の長編ドキュメンタリー。

「アイたちの学校」の解説

日本における朝鮮学校の歴史と現状に迫るドキュメンタリー。2010年、政府は高校無償化制度から朝鮮学校を排除。地方自治体も次々と補助金を打ち切ってきた。知られざる歴史的資料や証言を発掘、100年に及ぶ差別と闘う朝鮮学校の真実を浮き彫りにする。メガホンをとったのは、朝鮮大学校を卒業し、ノンフィクション作家として活躍する高賛侑。2019年1月12日より第七藝術劇場(大阪府)を皮切りに各地で上映。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年6月15日
キャスト 監督髙賛侑
制作国 日本(2019)
上映時間 99分
公式サイト http://aitati.blog.jp/

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予告編動画

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「おたけ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-23

朝鮮学校の歴史と現状を知るのに最も優れた映画。キネマ旬報ベストテン10位に選ばれ、日本映画復興奨励賞が贈られたのも、朝鮮学校ができるまでの公開されていない貴重な映像を掘り起こし、朝鮮学校の子どもたちが笑顔で生きていこうとする姿を丁寧に描かれているからこそだと思う。なぜ朝鮮学校ができたのか、今も脈々と続いている朝鮮学校のことを多くの日本人は知らない。ぜひ、多くの人たちに観てほしい。上映の拡がりを期待します。

最終更新日:2022-10-29 02:00:03

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