ブラック・クランズマン 作品情報

ぶらっくくらんずまん

1970年代半ばのアメリカ。ロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、コロラド州コロラドスプリングスの警察署で初の黒人刑事として採用される。署内の白人刑事から冷遇されるロンだったが、情報部に配属されると、新聞広告に掲載されていた過激な白人至上主義団体KKK<クー・クラックス・クラン>のメンバー募集に電話をかける。徹底的に黒人差別発言を繰り返すロンは、やがて入会の面接まで進んでしまうのだった。騒然とする所内の一同。だが、どうやって黒人がKKKに会うのか。そこで、ロンの同僚の白人刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)に白羽の矢が立つ。電話はロン、KKKとの直接対面はフリップが担当し、二人で一人の人物を演じることになる。任務は過激派団体KKKの内部調査と行動を見張ること。果たして、型破りな刑事コンビは大胆不敵な潜入捜査を成し遂げることができるのか……。

「ブラック・クランズマン」の解説

鬼才スパイク・リー監督が手がけた第71回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作。黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKKに潜入捜査する顛末を克明に綴った同名ノンフィクション小説を、デンゼル・ワシントンを父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン主演で映画化。共演は「パターソン」のアダム・ドライバー、「スパイダーマン:ホームカミング」のローラ・ハリアー、「アンダー・ザ・シルバー・レイク」のトファー・グレイス、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のアレック・ボールドウィン。音楽は「マルコムX」「25時」「セントアンナの奇跡」など、スパイク・リー作品を数多く手がけてきたテレンス・ブランチャード。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2019年3月22日
キャスト 監督スパイク・リー
出演ジョン・デヴィッド・ワシントン アダム・ドライバー トファー・グレイス コーリー・ホーキンズ ライアン・エッゴールド ローラ・ハリアー ヤスペル・ペーコネン アシュリー・アトキンソン ポール・ウォルター・ハウザー アレック・ボールドウィン
配給 パルコ
制作国 アメリカ(2018)
上映時間 128分

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ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、4件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-07-26

早稲田松竹のスパイク・リー監督特集はリーがブレイクした映画〈ドウ・ザ・ライトシング〉と本篇の豪華二本立て!前者がキング牧師とマルコムXの両者の言葉の引用で幕を閉じるのに対し,本篇は学園集会でのブラックパンサーの過激なアジテーション演説への潜入捜査とKKKへの捜査が取り扱われる…。黒人ヒーロー娯楽作品へのパロディとアメリカ・ファーストの現トランプ政権への諷刺が効いている。此れはチャップリンがヒットラー寓話で自作自演した名篇〈独裁者〉を想わせるよ

最終更新日:2024-03-12 15:49:07

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