ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 作品情報
らすとれしぴきりんのしたのきおく
2000年代初頭。一度食べた味を完全再現できる絶対味覚=“麒麟の舌”の持ち主である佐々木充(二宮和也)は、依頼人が人生最後に食べたい料理を再現して高額の報酬を得る通称・最期の料理人。幼少時に両親を亡くして以来、施設で育ち、自らの才能だけを頼りに生きてきた。ある日、世界各国のVIPが彼の料理を食べに来るという中国料理界の重鎮・楊晴明(笈田ヨシ)から、充は幻のフルコース『大日本帝国食菜全席』の復元を依頼される。楊は1930年代、満州で山形直太朗(西島秀俊)の調理助手としてメニュー作成に協力したが、消息を絶った直太朗とともにレシピ集も散逸されたという。そしてその直太朗もまた“麒麟の舌”を持つ料理人であった。元・天皇の料理番として宮内省に勤めていたが、『大日本帝国食菜全席』作成のため、満州に渡る。やがて、メニュー開発をすすめるうちに、日本と他国の料理を融合して新たなレシピを生み出すことが、民族間の相互理解の助けとなり「料理をもって和を成せる」という考えに至る。その理想に人生すべてを捧げることとなるが、太平洋戦争開戦直前にレシピ集とともに消息を絶ったのであった……。充は、関係者たちの証言を集めながら、消えたレシピの解明に挑むが、やがて70年の時をつなぐ壮大な愛の物語を知る……。
「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の解説
田中経一の同名小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督が「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化。絶対味覚を持つ料理人・佐々木充は、歴史の闇に消えた究極メニューの復元に挑む。一方、1930年代、そのレシピ作成に人生を捧げたのは天皇の料理番・山形であった。共演は「武曲 MUKOKU」の綾野剛、「沈黙 サイレンス」の笈田ヨシ、「クリーピー 偽りの殺人」の西島秀俊、「怒り」の宮﨑あおい、「PとJK」の西畑大吾、「シン・ゴジラ」の竹野内豊。脚本は「永遠の0」の林民夫。音楽を「3月のライオン」の菅野祐悟が担当する。
田中経一の同名小説を「おくりびと」の滝田洋二郎監督が「母と暮せば」の二宮和也主演で映画化。絶対味覚を持つ料理人・佐々木充は、歴史の闇に消えた究極メニューの復元に挑む。一方、1930年代、そのレシピ作成に人生を捧げたのは天皇の料理番・山形であった。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2017年11月3日 |
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キャスト |
監督:滝田洋二郎
原作:田中経一 出演:二宮和也 西島秀俊 綾野剛 宮﨑あおい 西畑大吾 兼松若人 竹嶋康成 広澤草 グレッグ・デール ボブ・ワーリー 大地康雄 竹野内豊 伊川東吾 笈田ヨシ |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2017) |
上映時間 | 126分 |
(C)2017 映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」製作委員会 (C)2014 田中経一/幻冬舎
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ユーザーレビュー
総合評価:4.56点★★★★☆、25件の投稿があります。
P.N.「フマ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2021-05-20
出演者が豪華でそれだけで見る価値がある映画。ストーリーもしっかりしていて、時間が早く過ぎてた。天才はどんなに人間ができた人でも孤独になってしまう。でも、その孤独を周りの人間の暖かさがときほぐす様子は、映画を観ている人の心も暖かくすると僕はおもった。