この世界の片隅に 感想・レビュー 55件
このせかいのかたすみに
総合評価4.61点、「この世界の片隅に」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
P.N.「てつじ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-05-25
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
更にそれぞれの方が深く理解出来る。もう一方はカットされて表面的な内容。
すずの争わない性格が個人的には理想的な人物だったが、その性格は暴力的な鬼いちゃんからの回避的な生活から出来ていた知恵だったんだな…
すずが嫁入りしてから最後まで子供が授かってない事に疑問だったが、結局すずに元々好きな人が居て、また周作も本気で守ろうとした別の相手が居たということなんだろうか。
それでも夫婦として時間を過ごす中に夫婦としての絆は生まれている様に思える。
原爆で亡くなったお母さんの孤児を預かる事になるのも全ての縁が間違いない気がする。
鬼、座敷わらし、その様な伝説的な存在も実際に居た人物から語り継がれて居る存在なんだな、
そんな気がした。
実は自分が女心の分からない奴なので、周作のお姉さんや遊女やすずや妹の環境や心の揺れを何度か見直してみたいと思ってる。
一回見ただけでは全部か把握出来ない、ただ、成り立ちの縁は全てに意味がある。そういう意味で評価を高くして置きたい。
P.N.「Mくん」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-01-03
初回作が良かったので何度も観ました、すずさんの声をのんさんが演じていたのも素晴らしく良かったです、今回は白木リンさんとの絡みのシーンがあるのだろうと期待して映画館へ向いましたが「感想は?」と聞かれると正直、前回放映された内容がほとんどで新しい部分は余り無く期待外れの感が否めません。
前作を知らない方にはお勧めですが、前作を見た方にとってはリメイクにすらなっていない内容にガッカリです。
予告編を見た感じではもっと掘り下げてシュウサクさんとリンさんの関係やすずさんに与えた影響などが語られるものだと思いましたが残念です。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-12-27
空襲を直視した兄妹の視座から画く高畑勲監督の映画〈火垂るの墓〉,沖縄戦でのガマ洞窟で生き抜く庶民を見詰めたアニメーション〈かんからさんしん〉等の名篇に並ぶ様な,等身大の庶民の日常茶飯事の中に有る戦争の悲劇に光を充てた本篇,ヒロインのすずの視線は時にメルヘンな丈に其の哀しみは海よりも深く…
P.N.「ぼっー」さんからの投稿
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2019-09-04
すずは日本の「平和ボケ」を比喩しているとしても
戦争・原爆の悲劇がソフトすふぎる。
P.N.「広島ラブ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-08-05
戦争中に関わらず、ほのぼのした性格の主人公すずさんの周りでは、笑いが起こる。どんな世の中に生きても、自分なりに前向きに生きようと思いました。良い映画です!
今まで見た映画で最高傑作です。
なんてろ家族など、あんな駄作が賞をとり、評価されるようでは、ダメだと思います。
P.N.「Bogi」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-08-03
星ひとつの諸君、残念ながら世の中は傑作と認めてしまった。
P.N.「昼酒無双」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-06-23
ブルーレイ買ってからも映画館に通ってしまいます。
上映を続けてくれている映画館に感謝です。
P.N.「ファンです。映画はクソ」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2018-06-01
マンガを何遍も読んだファンですが、映画にはがっかりしました。
尺の問題や、広島弁の聞き取りづらさなどで、声優が何を言っているか分からない。
漫画を読んでいない人からすると、情景が分かりかねるシーンがいくつかあると思います。
スズとリンさんあっての
しゅうさくさんと、スズの関係がまるで台無し。
戦争にフォーカスし過ぎではないですか?
これから夏になったら、金ロとか、特別番組とかでやるつもりなんでしょうが…。
漫画を映画にするとろくなものがでない!!
まさに原作って本当に大事だと思いました。
のんは声優向かないね
P.N.「MA」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-07
いい映画だった。
働いて食べて子供を守ろうとし、一生懸命生きていく。小さい子供は母を追い、探し続ける。どんな状況下でも人は人を愛する。そういう人間の普遍的な話だ。
この映画は見る人様々の立場から普遍的なものを抽出して感じさせる映画だ。母の目で見る二人の子供には涙が止まらない。
日常の愛おしさ。風景やある命の大切さ。ラストの先にあるこれからの多分。切なく、苦しい。しかし幸せな瞬間と苦悩や痛みを含んだ物が人の営みである事をあらためて教えてくれる。むしろ苦悩や痛みの方が多い人生でもその時々を生きていく、人の強さ。そうしてどんな状況下でもやはり生き方の選択と幸せはあるのだ。と言う事も。戦争は悲惨だ。と言う事で片付けられない多くの事が、この映画の中にはある。
空襲の音の大きさに、広がる敵機と落ちてくる弾薬にタブレットで見ても人々の恐怖の追体験をした。映像表現も良かった。人々の表情がどれも良かった。名前のない脇役の誰にも手を抜いていず、出てくる誰もが「そこに生きていた。」
私にとってこの映画は人生で最も心に残るもののひとつとなるだろう。
P.N.「桜文鳥」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-08-12
この作品を観たきっかけは
映画館のポスターを見て
「この絵何となく好きかも」でした
大して期待していなかったのですが
とんでもない
何が良いのか分からなかったのですが
あっという間に130分が過ぎていました
そして、初めて映画館でパンフレットを買いました
魂が熱くなったよ
また、観に行きます
P.N.「nobuta」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-07-03
2回目の映画を見終わってしばらくしてネットであまちゃんの動画をたまたま見ていたら、気づきました。なぜ以前毎回あまちゃんを見ていたのか。それは透明性、汚れのない世界。自分が生まれてからずっと求めていた世界。それがこの映画の世界感と同じだったことを。こうのさんが伝えたかった事の一部はこれだったんじゃないのか。すずさんは歪んでしまいましたが、決して汚れはしなかった。だから昔のすずさんに戻れた。この映画に関わられた全ての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
P.N.「名無し」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-24
舞台は戦争末期の呉、広島。状況に流され生きて行くしかなかった戦時下の日常を描く
「過ぎた事選ばんかった道、みな覚めた夢と変わりゃせんな」
右手に象徴される数々の覚めた夢、それを引き受けて今を生きる。
映像と音響、徹底的な考証により再現された人々や街並みが、観客をこの世界に引き付け離さない。のんを筆頭に各々ぴったりはまった声優の演技と相まって、鑑賞後も暫く立ち上がれない程の圧倒的な没入感を生む。
傑作。
P.N.「catman」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-16
この映画も日本アニメーションの実力の高さを実感した作品でした。「君の名は」同様もはや実写を超えたと言ってもおかしくありません。忠実に再現された戦争中の呉、広島の街そして瀬戸内海。何かを強調するわけでもなく、淡々と流れる当時の普通の生活。この作品名が意図した表現手法なのでしょう。しかし戦争という悲惨な現実に翻弄されていく登場人物たち。そして戦争が終わりまた普通に生きていく人間の強さ。でもこれがこの時代だったのです。映画やアニメーションの無限の可能性を実感した作品でした。
P.N.「イチゴジャム」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-07
戦争を伝える映画の新しいカタチの様なものを感じました。
戦争の悲惨さがメインになっていないところが特徴的かなと思います。
戦争系の映画のグロさが苦手な人からしても観やすく、それでいて軽い内容ではないところが凄いです。
クラウドファンティングだからどうのこうのではなく作品そのもので評価できます。
P.N.「じゃこうねずみ🐭」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-03-01
映画🎬を観て 一口に 感想を説明できるような作品では無いです。
只々、語りたくなります。とにかく観て欲しい、DNAを揺さぶります。タオルハンカチ位は、用意が必要かと…。上映して居るこの機会を逃すと、損をしますよ。
P.N.「壱」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-28
映画一回目はついてくのがやっとでした。
二回目は流れがわかってるので感情移入出来てボロ泣き。
さてさて、原作を読んだ三回目はどーなるか。今から楽しみです。
山場も盛り上がりもなく、淡々とすずさんの日常を描いているこの作品。戦時をプチ体験してみてください。
P.N.「魔悪痛」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-25
前から観たい映画で、先に原作のマンガを購入して読んだ。こりゃ大発見だ!と思い、いてもたってもいられず、映画を観た。
原作の良さを失わず、逆にアニメーションだから可能な色彩や動きのある絵や音楽、効果音など全てが素晴らしい。
戦前・戦中・戦後の数年間を切り取り、広島と呉の市井の人々の暮らしをそのまま提供しているだけなのに、何かこう、こみ上げるものがあり、涙を禁じ得なかった。
世代や人により感じることはそれぞれであるから、評価はそれぞれ色々あっても良いと思うが、私は高く評価したい。
P.N.「こあ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2017-02-13
一つ一つのエピソードが心にしみましたが、これが映画として大傑作か?と言われると疑問です。
空襲や身内の死、原爆、終戦のラジオ放送等々、見所は沢山あるのですが、いわゆる「山場」がなく、見終わった後に「長かった…」と少し疲れてしまいました。
全体としては良い映画だと思いますが、あまりに評価されているのが不思議に感じる作品でもあります。
P.N.「けろたろう」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-11
写実的でありながらファンタジックな映像を使用していて、アニメだからできる演出がすばらしい。戦争を身近に感じながらも普段の生活を見せることで、幸せを一瞬で奪ってしまう悲惨さを際立たせている。やはり平和が良いと改めて強く思います
P.N.「ねんこる」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2017-02-08
映画を見終わり帰路に就く道すがら徐々に体中に感動が染み渡ってきます。
戦争をこの視点から見つめる映画は今まで無かったでしょう。
戦争の影が忍び寄りそれが現実となってからも今日、明日を生き、笑顔を忘れない素晴らしさ!
喜び、楽しみ、微笑み、感情…その描き方、本当に素晴らしい映画です!
そして、すずさん=のんさんと思えるほどのはまり方!
自分の好きなものを人に勧めるのは主観が強くなりすぎてあまり好きではないのですが、
この世界に片隅に
だけは胸を張って人にも勧めたいと思います。