春を背負って 作品情報
はるをせおって
長嶺亨(松山ケンイチ)のもとに、雄大な自然が広がる富山県立山連峰で山小屋『菫小屋』を営む父(小林薫)が亡くなったとの知らせが入る。亨は厳しい父から遠ざかるかのように東京で金融会社に勤めていた。帰郷すると、気丈に振る舞う母や沈痛な面持ちの山の仲間たちに交じって、一人見慣れない女性がいた。その女性は高澤愛(蒼井優)といって、遭難しかかっていたところを父に助けられたことがあった。父の思いを知り、亨は『菫小屋』を継ぐことを決心する。山での営業は想像以上に難しく四苦八苦していたところ、父の友人というゴロさん(豊川悦司)が現れる。世界を旅してきたゴロさんの自然に向かうスタンスや愛の屈託のない笑顔に触れながら、亨は自分の新たな道と向き合う……。
「春を背負って」の解説
「鉄道員」「八甲田山」など日本を代表する名カメラマンであり、自らメガホンを取った「劔岳 点の記」では第83回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞などを受賞した木村大作が、笹本稜平の同名小説(文藝春秋・刊)を映画化。富山県の立山連峰を舞台に、父の遺した山小屋を継ぐ決意をした息子の成長と小屋に集まる人々との交流を描くヒューマンドラマ。父から遠ざかるように東京に出ていた息子を「マイ・バック・ページ」「デスノート」の松山ケンイチが、心に傷を持つ女性を「東京家族」「フラガール」の蒼井優が、父の友人を「20世紀少年」シリーズや「北の零年」の豊川悦司が演じる。主題歌は山崎まさよしの書き下ろし『心の手紙』。
「劔岳 点の記」の木村大作が、笹本稜平の同名小説を基に映画化。山に生きる人々を描いた物語。立山連峰の山小屋、“菫小屋”を営む厳格な父から遠ざかるように会社勤めをする亨。父の突然の訃報を受け、都会での生活を捨て山小屋を継ぐことを決意する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2014年6月14日 |
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キャスト |
監督:木村大作
原作:笹本稜平 出演:松山ケンイチ 蒼井優 檀ふみ 小林薫 豊川悦司 新井浩文 吉田栄作 安藤サクラ 池松壮亮 仲村トオル 市毛良枝 井川比佐志 石橋蓮司 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(2014) |
上映時間 | 116分 |
(C)2014「春を背負って」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:4.2点★★★★☆、5件の投稿があります。
P.N.「nisihiro」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2014-07-15
ストーリーが至ってシンプルなのと、北アルプスの雄大な映像が合い重なって素直に感動出きました、見終わったあと映画の題名の如く何かひとつ荷物を下ろし疑問が解決した、スッキリした気分になりました、それにしても、主役の松山氏、まだまだ演技が成長してるのに驚き、助演や脇役の人達の演技も見応え有り