P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-08-20
戦前戦中戦後の生活がよくわかったし、空襲シーンも迫力がありましたが、父親は人格者か凡人かわからず、母親はクリスチャンやからか、大変貴重な白米を簡単に他人にあげる。そら子供も腹立てますよ。私もイライラしました。家族全員無事でなによりです。それだけでした。
しょうねんえいち
総合評価4.69点、「少年H」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
戦前戦中戦後の生活がよくわかったし、空襲シーンも迫力がありましたが、父親は人格者か凡人かわからず、母親はクリスチャンやからか、大変貴重な白米を簡単に他人にあげる。そら子供も腹立てますよ。私もイライラしました。家族全員無事でなによりです。それだけでした。
少年Hをまた観た。この映画は何度観ても、まったく飽きさせない。素晴らしい作品だ。伊藤蘭さんはキャンディーズ時代のランちゃんであり、私は昔から大ファンだった。とびっきりの美人だ。今でも大好きだ。
神戸は私が大好きな街だ。そこで繰り広げられる少年Hは生きることの意味、重味を感じさせてくれる。
水谷豊と伊藤蘭と言う文字通り夫婦なキャスティング…!逞しい少年Hの様な存在は親にとってちょいと大変だなぁとも想えるけれど真の在る親の寛容な姿勢が佳いんだなあ🎵
この映画を見て感動した。当時は、ラジオや新聞は嘘ばかりついていて人々は戦争の状況を詳しく知らなかったという事がよくわかった。そして、人々の生活はどんどん厳しくなっていった。食料は限られて、学校では軍事演習をしてお国のために命をささげる。また、国の考えに反対し運動をおこしたりすると逮捕される。そんな世の中になった事が今では信じられない。
空襲の時のあれが現実に起こったことだと思うとぞくっとした。
あの当時は、国民のほとんどが日本が勝っていると信じていたのに負けたら「アメリカ万歳」だったので当時の国民はたびたび考えが変わったんだなと思った。
大事なお米をとなりの人や行き倒れの人にあげていたのは、僕だったらたぶんあげなかったと思います。
戦争前は贅沢するとすぐに捕まってしまったり苦しくなって自殺したりするのを見るのがちょっとつらかったです。もっとつらかったのが焼夷弾を投げられて少年Hとお母さんが必死に逃げているところが印象に残りました。私は戦争なんか絶対したくないとあらためて思うことができました。
この作品は、当時の人の心情なとがよくあらわされていて良かった。戦前と戦後の人の生活の仕方が違っていた。戦争は繰り返してはいけないとあらためて思った。戦争が終わって、自殺する人がいた。それぐらい日本の状況が悪かったということがわかった。
焼夷弾が投下されているときに、人々があわてて逃げているのを見てとても胸が締め付けられました。そんな中でも、Hはお父さんの大切なミシンを外に持ち出していました。この場面を見て、私だったら絶対にこんなことはできない、と思いました。また、Hの「この戦争、いったい何やったんや。」という発言にとても共感できました。戦前と戦後の変化がよく分かりました。この映画を見て、絶対に戦争はしてはならないと思いました。この映画はとてもすばらしい作品でした。
とりあえず星だけ
自由の無い学校生活と云うものが、如何に政治体制が変化すると、まるでコミックのようになり、体制側の人が、敗戦を契機に
いとも簡単に別人になったことが良く表現されていた。ユダヤの人が神戸よりusaに旅立ち、そのグループが、如何に暮らして
いるかを、伝えて欲しい。この映画は、普遍的な部分のストーリーが感じられて良い。すばらしい内容です。
戦後生まれの人は是非、見て欲しい作品です。
何と!映画「風たちぬ」と同じ日に観たのですが(しかも!同じ映画館)、こちらの方が観た甲斐が有りました。話が戦時中・戦後なだけに、年配者のお客さんが多かったのも頷けました。
水谷豊が良かった…空襲シーンが凄かった…。ロングで向こうのほうの雨アラレ的に撮られることが多いのにあそこまで内側から描いてしまうとは(驚)。原作が面白くて観てみました。実は「当時の思想として先見がありすぎる(書きすぎ)」なんて感想もあるみたいですが、あくまで「自伝的」小説ですから。最後に、「(水谷さんの)お父さんに会いたいなあ」と思ってしまう映画でした。