P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-04-07
レビューにも有りますがミュージカルでも舞台と映画との演出に違いが。歌の構成や人物の配置も舞台と映画は違って居る見たい。宗教色も
れみぜらぶる
総合評価4.67点、「レ・ミゼラブル(2012)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
レビューにも有りますがミュージカルでも舞台と映画との演出に違いが。歌の構成や人物の配置も舞台と映画は違って居る見たい。宗教色も
ウクライナ情勢が国際連帯の重要性を際立たせて居る中でミュージカル映画の本ステージを視聴すると自由と平和を勝ち取る歴史に想いが及ぶ
本篇のミュージカル劇場版〈レ・ミゼラブル〉ザ・オールスター・ステージ・コンサートを視聴して居て劇場で映画を観た時の感慨が再び甦って来た…。映画版を二時間半の拷問のように感じる人もいれば初めから泪泪と為る場合も在る,所謂格差社会の『貧乏物語』,解放の糸口を模索した文豪ユゴーの原作を繙きたい
セリフがほとんど歌唱なのでヘタクソの役者さんはできませんね。ジャベールはルパンを追う銭形みたいやしコゼットを観るとマンマミーヤを思い出します。ミュージカル映画の最高傑作ですけど、私はオペラ座の怪人の方が好きですね。でも最後に泣きました。
NHKラジオ深夜便ミュージカル映画音楽特集でワン・デイ・モア,オン・マイ・オウンがサウンドトラックから流されていた。激動の本篇のシーンの断片が次々と眼に浮かんだ
テレ東新・美の巨人たちでウジェーヌ・ドラクロアの有名な絵画「民衆を導く自由の女神」が紹介された…。此の大作は先に上野の東京国立博物館でも公開されたことが在ったー。番組ではBGMに本篇で唄われた「民衆の歌」が用いられていたね
レ・ミゼラブルは私の心を捕らえて離さない作品だ。生きるとはこんなに哀しいものなのかと思った時、人生がたまらなく愛しくなった。
今コロナ禍の中で本篇の様なミュージカルの音楽力が希望を与えて呉れる。「民衆の歌」が団結力や絆の大きさを感じさせる。巣籠もりしながらも心は何時も繋がってるんだなあ
ロックバンドをやっている知り合いが本篇をベストcinemaに挙げる。其のプロテスト・ソングが心に響いたんだ🎵原作者ビクトル・ユゴーのスケッチや銅版画を美術館で観た事が在ったけど凄く繊細緻密でいて躍動的で群像劇の本篇に通じ会うstyleだ
そして月丘夢路主演の劇映画〈ひろしま〉(関川秀雄監督1953)を視聴したばかりに本篇を再見したのでラストシーンがオーバーラッピングして来て,又もや目頭が熱く為りました。ミュージカルの本篇のメドレーの素晴らしさは云うまでも無く其の主題のcontrastに在るんだなあ🎵レッド&ブラック,真実と嘘、希望と絶望、光と影と…,陰翳深いのはきっとヴィクトル・ユゴーの複眼の思考の偉大なる本原作の所以何だろうね
さらにミュージカル映画の醍醐味はエンドロールに流れる其の名曲ナンバーのメドレーだとも云えるんだ❗️
そしてヴィクトル・ユゴーの原作もそうかも知れないけどジャン・ヴァル・ジャンを追い続jけるシャベールの内面にも迫る…。バリケードの少年を撃った後ろめたい兵士の暗い顔の一瞬もカメラは見逃さないんだー
改めて本編をブラウン管で視聴すると劇場の大画面の迫力には敵わないものの、ラストシーンの彼の感動が甦って来る。学生等民衆のバリケードが築かれた街に軍隊の銃口が向けられて「生命を粗末にするな」と云う呼び掛けが行われる。自由と民主主義のフランス革命歌が信念に生きる者達を照らし出す。赤旗と流血、赤と黒の色彩が連舞するシーン、本編を観てると、どうしても映画「光州5・18」や「マルクス/エンゲルス」等に重ねて見て仕舞うんだ!
そして本編のラッセル・クロウが監督した反戦映画が〈ディバイナー〉だ。第一次世界大戦時に戦死し或いは行方不明と為った息子たちを探すオーストラリア出身の父親をクロウ自身がが熱演した。オーストラリアやトルコを舞台に物語が進み、其の風土感や戦争の持つ残虐性が滲みた…。戦争未亡人のオルガ・キュリレンコや子役等も中々に魅力的だった。
ヴィクトル・ユーゴの原作が当時の民衆を熱狂させた様子が伺えるミュージカルでした!ブラボー♪TV 地上波でも見ましたが、本編はサウンドの佳いスクリーンの劇場で皆と観たい作品。トム・フーパー監督の舞台ライブを活かした如き臨場感が役者の熱演を見事に引き出して感動の泪、泪…です。ラッセル・クロウも刑事役を良心的に苦悩を交えて演じた。アン・ハサウエイの出て来る場面や天使の歌声、民衆のうた等が響く、ラストシーンは圧巻で崇高な美を放つ♪
目黒シネマでオペラ座の怪人と併せて見ました。コゼット役のアン・ハザウエイが丸刈りの娼婦にさせられる処では泪が禁じ得ません…。後はハンカチ…。最後はバケツが必要かなぁ!!ミュージカルの強みを満席の名画座で味合うのもまた、楽しい♪
各俳優陣の歌が素晴らしかったです。特に幼いコゼットの歌声がとってもキレイでした。
パリのロケーションも素敵でした。
もう一度見たいくらいです。音楽も感動的なシーンも強く心に響きました。舞台とは違う魅力がありますね。
10年前にはじめて舞台のレミゼを観て、これ以上ないというほど感動して、それから何十回も観に行っていますが、そういうマニアックなファンの期待も裏切らない素晴らしい映画でした。2時間半号泣し続けて、終わった時はヘトヘトでした。大きなスクリーンに役者さんたちのアップが映し出される迫力は、映画ならではですね。舞台と同様の感動もあり、舞台では味わえない感動もあり、よくぞ映画にしてくれましたという感じです。映画でハマったのなら、舞台もぜひ観るといいと思います。
贅沢過ぎる!
ジャックマン・クロウ、かつての役所・加賀にも勝る共演でした。やはり感情移入するのはエポニーヌ。ガブローシュも小生意気でいい味出していました。いつ泣くかと自分に規制していましたが、耐えられなかったのはジャベールがガブローシュにバッジをつけた時。良心が突き動かされたのが伝わってきました。
言うまでもなく、宿屋の女主人はヘレナ・ボナム・カーター以外適役はいないでしょう