そして友よ、静かに死ね 作品情報

そしてともよしずかにしね

伝説のギャングとして一時代を築いたエドモン・ヴィダル、通称モモン(ジェラール・ランヴァン)は還暦を迎え、かつての仲間や愛する妻ジャヌー(ヴァレリア・カヴァーリ)、息子、孫たちと静かに暮らし、昔の自分を忘れようとしていた。しかし、心穏やかな日々を送っていたモモンの元に、かつて一緒に派手な強盗事件を繰り返した親友セルジュ(チェッキー・カリョ)が13年の逃亡の末、暴力団担当刑事ブロナー(パトリック・カタリフォ)に逮捕されたという知らせが届く。実刑が確定すれば、死ぬまで刑務所暮らしはまぬがれない。モモンは妻との約束を守るため自業自得だと言い放つが、子供時代のセルジュの顔が脳裏に浮かぶ。モモンはロマというジプシー出身でいじめられていたが、それを助けたのがセルジュだった。1964年、2人は遊び半分でさくらんぼを盗み、一緒に半年の禁固刑になった。モモンは苦悩するが、長年の親友を救う決意する。彼は再び危険な道に足を踏み入れ、衝撃の過去が明らかになっていく。

「そして友よ、静かに死ね」の解説

1970年代初頭のギャング、エドモン・ヴィダルの自叙伝『さくらんぼ、ひとつかみで』を基に、当時の事件とフィクションを織り交ぜて描く犯罪サスペンス。監督は、「あるいは裏切りという名の犬」のオリヴィエ・マルシャル。出演は、「この愛のために撃て」のジェラール・ランヴァン。第20回フランス映画祭出品作品。

70年代初頭のフランスで“リオンの男たち”として恐れられた実在するギャングの激動の半生を描くクライム・ドラマ。還暦を迎え、静かに余生を送っているエドモン・ヴィダル。そんな彼の元にかつての親友セルジュが逮捕されたという報せが届く。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年9月15日
キャスト 監督オリヴィエ・マルシャル
原作エドモン・ヴィダル
出演ジェラール・ランヴァン チェッキー・カリョ ダニエル・デュバル ディミトリ・ストロージュ オリビエ・シャントロー パトリック・カタリフォ フランソワ・ルバンタル フランシス・ルノー リヨネル・アスティエ ヴァレリア・カヴァーリ
配給 コムストック・グループ(協力 パラマウント ジャパン)
制作国 フランス(2011)
年齢制限 PG-12
上映時間 102分

(C) 2010 LGM FILMS GAUMONT FRANCE 2 CINEMA HATALOM RHONE-ALPES CINEMA

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-18

年代記風に紡がれる。国境の向こうのスペインとの危ない麻薬取引には手を出さないものの。仲間の紲を守るか家族の為にはマフィア業から手を退くか,其のノワールなドラマはclimaxに

最終更新日:2022-07-26 11:03:30

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