ギャングスタ（2010） 作品情報

偏差値20の不良高校・明王工業を制覇した者だけに与えられる伝説の称号“ギャングスタ”。この学校で男を上げようと、気合いたっぷりで登校した新入生の銀二（崎本大海）だったが、不良グループ四天王候補の一人、竜二（袴田裕幸）にボコボコにされてしまう。もともと中学時代は使い走りだった銀二は喧嘩が弱い。そんな時に出会ったのが、女教師の真耶（平田弥里）をナンパしている白石力（久保田悠来）。見かけはイケメンチャラ男だが、喧嘩はとんでもなく強かった。これを運命的な出会いと信じた銀二は、力をギャングスタに仕立てようとする。だが、力はガールフレンドの由美（ゆき）や保健教員の綾（藤浦めぐ）の気を引くことに夢中で、銀二の話にまったく興味を示さない。ところが、ふとしたことから力は“イケメン高校生イチ強い男”と言われる四天王のサクラザカ（佐々木喜英）に対抗心を燃やし、ついにその気になる。最大の敵は、謎のイケメンクリスチャンで、四天王にもっとも近い男・赤星（滝口幸広）。だが、2人の敵はそれだけではなかった。同じ明王工業1年の菅原文雄（前川和也）や明王工業のライバルである第一高専のボスも、ギャングスタを狙って暗躍を開始……。こうして“ギャングスタ”の栄冠をつかむため、銀二と力の戦いが始まった。