半次郎 作品情報

はんじろう

動乱の幕末、薩摩藩。貧しい下級武士の中村半次郎(榎木孝明)は、若い侍たちの中心的存在である西郷吉之助(田中正次)が京に上ると聞き、自分もその一員に加えてほしいと願い出る。その面会の場、半次郎は求められて西郷に剣の腕前を披露。これが、以後の人生を共にする2人の出会いとなった。上京すると、人並み外れた度胸のよさと剣の腕前が評判となり、半次郎の名前はたちまち世間に知れ渡る。ひたむきで大らかな人柄も仲間たちから慕われ、長州藩士の鮎川小次郎(葛山信吾)、煙管屋の村田伊兵衛(竜雷太)、同じ薩摩藩士の永山弥一郎(AKIRA)など、次々と交友関係を広げていく。中でも、伊兵衛の一人娘さと(白石美帆)とは、心を通わせ、互いに生涯忘れられない相手となる。その一方で、熾烈を極める幕府軍との戦い。一時は圧倒的な幕府軍により、窮地に追いつめられる。しかし、味方の士気を鼓舞した半次郎の活躍もあり、劣勢を覆して薩摩軍は勝利。明治新政府が樹立されると、武勲を評価された半次郎は陸軍少将にまで上り詰め、名を“桐野利秋”と改める。故郷を離れてから、すでに7年の月日が経っていた。しかし、明治新政府での有力者たちの奢侈ぶりと腐敗は目を覆うばかり。やがて、権力闘争に敗れた西郷とともに、半次郎は薩摩に帰っていく。その頃、近代化を急ぐ新政府は不平を抱く士族を弾圧、言論統制の圧政を敷く。不満を爆発させる薩摩の青年たち。彼らを見捨てることができず、半次郎は西郷を担ぎ出して反政府の旗を掲げる。薩摩の不利は明らかだったが、村田新八(坂上忍)、篠原国幹(永澤俊矢)、別府晋介(津田寛治)など、ともに下野した仲間たちも加わってくる。戦いは無謀だと参加を拒んだ弥一郎も、最後は半次郎の説得に応じて参加。50年ぶりの雪が桜島を覆った日、半次郎は弥一郎とともに、一万三千の薩摩軍を率いて東上する……。

「半次郎」の解説

幕末から明治初期にかけて西郷隆盛を支えて、西南戦争まで共に戦った薩摩藩士、中村半次郎の生涯を描く歴史大河ロマン。主演は本作の企画も担当した「桜田門外ノ変」の榎木孝明。人気ユニットEXILEのAKIRA(「ちゃんと伝える」)、「インスタント沼」の白石美帆が共演。監督は「長州ファイブ」の五十嵐匠。2010年9月11・12日鹿児島県伊佐市文化会館大ホールにて先行上映。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年10月9日
キャスト 監督五十嵐匠
出演榎木孝明 AKIRA 白石美帆 津田寛治 坂上忍 永澤俊矢 広島光 北村有起哉 田中正次 雛形あきこ 葛山信吾 竜雷太
配給 ピーズ・インターナショナル
制作国 日本(2010)
上映時間 121分
公式サイト http://www.hanjiro-movie.com/

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-07-01

半次郎を観た。とても感動した。半次郎の真摯な生き方は素晴らしいと思ったからだ。私は昔から明治維新について関心があり、20代の頃に論文を書いたこともあった。だから明治維新の原動力となった西郷隆盛に興味があった。そしてそれは半次郎の人生への関心につながったわけである。一見の価値がある作品だ。

最終更新日:2024-05-28 10:51:39

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