P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-08-08
ヒロインの教師役の月丘夢路の壮絶な爆心地ヒロシマをリアルに描いた本篇,そして被爆者後遺症に悩むヒロインで鮮烈にデビューを飾った司葉子の映画〈君死に給うことなかれ〉。後者は有馬稲子のピンチヒッターで池部良と共演を果たした丸山誠治監督作品で共に見応えが有った
らんぼーさいごのせんじょう
総合評価3.9点、「ランボー 最後の戦場」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
ヒロインの教師役の月丘夢路の壮絶な爆心地ヒロシマをリアルに描いた本篇,そして被爆者後遺症に悩むヒロインで鮮烈にデビューを飾った司葉子の映画〈君死に給うことなかれ〉。後者は有馬稲子のピンチヒッターで池部良と共演を果たした丸山誠治監督作品で共に見応えが有った
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
戦争の残酷さを訴えた反戦映画のようなありがちな見方は、自分は間違っていると思います。
そうではなく、もっと重いスタローンの「人間はどうやっても暴力を放棄することはできない」という絶望的な主張があると思う。
もしこれを暴力反対の映画として描きたいなら、あれだけランボーを批判した牧師の男がラストの戦闘で石で敵兵士を殴り殺してして生き残るというシーンの説明がつかなくなります。
そうではなく宗教や倫理を超越した存在として暴力を描いていると見たほうがしっくりこないでしょうか。
もちろん暴力を礼賛しているわけではないですが、否定もしていません。
ランボーは暴力を媒介することによってのみ社会と接点が持てる存在です。本作には出ませんが、唯一の社会との接点たるトラウトマン大佐がランボーに暴力を行使することを告げにくるのが象徴的です。
当たり前のように暴力反対を唱えているけど、それって思考停止してるだけじゃないの?という問題提起がシリーズを通して通底していると思う。
グロくて僕には合わなかった
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前作からの寡黙なランボーはそのまま。戦場に向かうシーンで何言われても黙っているところに、ボランティアの否定と肯定が織り混ざってる気がした。
子供にネックレス渡すシーンとかは前作を思い出せたりランボーっぽさを回帰するよう。
昔みたいにどこ打っても当たるランボーマシンガン的なものではなく、社会派でリアリティのある映画。
人間の残虐さ、紛争地域では起こっているであろう理不尽を問う作になっている。
総じて寡黙なランボー。
だからこそその状況を自分だったら?とか何考えてるんだろうとか考えはじめて、しっかり没入できました。
日本で平和ボケして、ただグロいだの、内容が薄いだの話しているお子様向けの映画ではない。
やっと見ることができました。
第1作目が名作だと思っている僕としては、今回の作風には好感がもてます。まぁ、だからといってあの惨さには好感は断じて持てませんが。
ただ、90分は短かった。120分くらいにしてランボーの苦悩とか戦場に向かう動機付けがもう少しあったらなぁと感じました。
今も実際起こっている紛争・虐殺の様子がよく伝わりました。90分は短いと思いましたが、ランボーは今まで通り無茶苦茶強いです。終盤の戦闘は目が離せませんでした。
アクションシーンはもの足りないけど、激しいシーンとかはよかった。 3時間ぐらい長くやってほしかったです。 暇があったらレンタルDVDでまた見たいです。
「ランボー」というより「乱暴」というより「狂暴」、完全に狂っています。ラストのお仕置きタイムはまさに「鬼」、怒り狂った鬼のようでした。
この作品は、4回見ました。1回目は前3作のイメージで期待して見ましたが、アクションが少ないような上半身裸一貫的な肉体でみせてらる所が、あったような気がして今回の作品は物足りないな~と思いました。
ロッキー・ザ・ファイナルが僕はかなりよかったんで期待してましたが、これは僕には合いませんでした。
戦闘シーンが残虐すぎてそこまで見せる必要あるんかな?
娯楽映画として観てはいけないテーマだからあえてあのような描写をしたんでしょうけど、観てて辛かったです。
ランボーじゃなければ途中退場してたなぁ。
続編が万が一あってもあの路線だろうからもう観ないです。
ランボー超カッコイイ! 5回見ました。あと1回見る予定
ビルマ軍(この作品のメッセージに忠実にしたがえばミャンマーという表記はできない)の狂気性を表す描写の一部は地獄の黙示録を彷彿とさせる。戦闘シ‐ンの残虐さより冒頭のニュース映像がビルマの惨状をひときわ強烈に伝えている。スタロ‐ンはハリウッドスターの例にもれず歳を経てシリーズ一作目に込められたメッセージを四作目で不変のものとした感がある。エンドロ‐ルは次回作につながる期待感をもたせる。
賛否両論あると思いますが実際の戦争はもっと残酷だと思います。それを知って戦争は無意味で絶対にしてはいけないというメッセージを伝えたという意味で成功です。娯楽を求めて観るには重いです。残虐すぎるので。しかしこれが現実に行われている事は知っておくべき。
復活を期待し観に行きました。しかしながら、爆撃ガンアクションが多く、殺戮シーンが多すぎます、すでに世捨て人になっている彼が、助けに行く理由が…彼女の一言に…ですか?むかしのランボーは、どこえ行ったのでしょうか?ラストシーンが、第一作のファーストシーンを思わせるのが救いかな?まあ~結局大きく内容が…ですか、感じ方は人それぞれに…
ランボーは初見でした。
中身がどうと言う前に、虐殺シーンがひどいです。あまりにも直接的すぎたのか具合が悪くなり途中で退場しました。
もう少し違う表し方だったらよかったかもしれません。
ランボーが助けに行く動機付けが薄いので自ら言うセリフに重みがない。殺戮シーンはグロく確かに迫力は凄いが、殆どガンアクションで往年の肉体的なものはないのが残念。
まぁ、U.S.Aを捨てた戦闘マシンがなぜ最後の戦場として、ミャンマーで悟りを得たのか?神とは何なのか?最後のシーンに行く前に決めゼリフが欲しかった。話題の戦闘シーンの描写は大人向けです。しかしこれが現実。あらためて日本の平和に感謝したい。
待ちに待ったランボー最新作でしたが、殺戮シーンの多さに途中で抜け出したくなる程リアルでした。
ラストでミャンマー兵を倒した後のランボーのやるせない表情がとても印象的でした
名作!!現実の情勢が多々盛り込まれ、メッセージ性が強く、非常に奥深い内容で考えさせられた。ノンフィクション的描写で、戦争の現実的な悲惨さを映像にして全世界に発信するスタローンは見事!!沢山の人に見てほしい!もう一度見に行く予定。戦争反対-!!
「戦争も、それをエンタメにするのも、もう最後にしようぜ。」感がビシビシ来ました。「TVゲームの撃ち合いを実際やるとそんなもんじゃすまないぞ。」感。(戦争による)人間の本質的なエゴ。見事に描いてると思います。R15でも若い方の影響が心配?刺激の対価を持っていますよう。