フィクサー(2007) 作品情報
ふぃくさー
マンハッタンにあるケナー・バック&レディーン法律事務所。そこに所属する元検察官のマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、裏で仲介に立って交渉をまとめる“もみ消し屋”=“フィクサー”として長年にわたって活躍していた。しかし、最近の彼の身の回りでは、物事が思うに任せないでいた。別れた妻と親権を争う10歳の息子ヘンリーと会う時間もままならず、病気療養中の父親に面会する暇もない。その上、従兄弟と共同で始めたベンチャー・ビジネスも失敗し、8万ドルの借金を背負っていた。その返済期限は一週間後。そんな時、全米を震撼させた3000億円にのぼる集団薬害訴訟で、被告の農薬会社U・ノース社の弁護を担当していた同僚のトップ弁護士アーサー・イーデンス(トム・ウィルキンソン)が突然、訴訟の妨害工作に出る。被告有利に進んでいた訴訟における突然の事態を収集するため、マイケルに声がかかる。留置所に拘留されていたアーサーと面会するマイケル。そこで彼は、アーサーが全てを覆す秘密を握っている事を知る。これによって良心の呵責に耐えられなくなったアーサーは、公衆の面前で服を脱ぐという奇行を見せ、留置所に送られたのだった。だが、事実の暴露を目論んでいたアーサーはマイケルに詳細を語る前に死亡。その不審な死の真相を追究するうちに、マイケルも何者かに命を狙われる。さらに、U・ノース社の訴訟担当者カレン・クラウダー(ティルダ・スウィントン)が現れ、マイケルと対立。やがて、彼はこの事件が単なる企業の隠蔽工作にとどまらない、巨大な陰謀の一部である事に気付くが……。
「フィクサー(2007)」の解説
「オーシャンズ13」のジョージ・クルーニー主演で送る社会派サスペンスドラマ。弁護士事務所の裏舞台で活躍する“もみ消し屋(フィクサー)”が、企業訴訟を巡る陰謀に巻き込まれていく。主人公と敵対する企業担当者を演じたティルダ・スウィントンが第80回アカデミー助演女優賞を受賞。監督は「ボーン・アイデンティティー」シリーズの脚本家トニー・ギルロイ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年4月12日 |
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キャスト |
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジョージ・クルーニー トム・ウィルキンソン ティルダ・スウィントン シドニー・ポラック マイケル・オキーフ デニス・オハラ ジュリー・ホワイト オースティン・ウィリアムズ ジェニファー・ファン・ダイク メリット・ウェヴァー ロバート・プレスコット ケヴィン・ヘイガン ショーン・カレン デイヴィッド・ランズベリー |
配給 | ムービーアイ |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 120分 |
ユーザーレビュー
総合評価:2.2点★★☆☆☆、5件の投稿があります。
P.N.「MIDDLE-MAX」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2008-04-18
巨悪でもない製薬会社と何故そこまでする?女法務部長。裏通の弁護士稼業も描かれず、ただクルーニーの良さだけ。封切でなくともいいですよ。