きみにしか聞こえない 作品情報
きみにしかきこえない
リョウ(成海璃子)は、内気な女子高生だ。友人もいないし、携帯電話も持っていない。他人と上手に話すことができず、心を閉ざしている。ある日、リョウは、公園でおもちゃの携帯電話を拾う。翌日、突然鳴り出したその携帯電話から聞こえてきたのは、若い男性(小出恵介)の声だった。男性は、シンヤと名乗る。リョウとシンヤは、そのうち携帯を持たなくても、会話ができるようになる。頭の中の携帯で心が通じ合っているのだ。リョウは、今まで心の中にしまい続けていた不安をシンヤにぶつける。自分が生きる意味を見つけられずにいること、自分なんていなくなってしまえばいいという気持ち。シンヤは、それを受け止め、リョウを故郷の鎌倉へ誘う。週末、リョウは、シンヤの携帯での案内を聞きながら、鎌倉の街を歩く。シンヤは、リョウに、自分にゆかりのある場所を訪れるよう指示し、リョウはその出会いで、シンヤの優しい人柄に触れていく。その道すがらも、シンヤはリョウを元気づけていく。リョウは、この〈デート〉を機に変わり始める。と同時に、シンヤに一目会いたいという望みも、確かなものとなっていった。そして遂に、シンヤとリョウが出会うチャンスが訪れる。だが、それは、リョウが乗り越えなければならない悲しみとの出会いでもあった。
「きみにしか聞こえない」の解説
孤独な若者が、不思議な出来事をきっかけに、お互いに励まし合い、心を寄せ合うことで、生きる希望を得るラブストーリー。若者から絶大な支持を受ける作家、乙一の同名作品を、新人監督萩島達也が映画化。若手の注目株、成海璃子と小出恵介が共演する。主題歌は、DRAEMES COME TRUE。映画のための書き下ろし曲で、ギタリストの中村正人は、音楽監修も兼ねている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年6月16日 |
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キャスト |
監督:荻島達也
原作:乙一 出演:成海璃子 小出恵介 片瀬那奈 石川伸一郎 高田延彦 羽田実加 渡洋史 杉本凌士 河井青葉 タカ・コンドー 近藤彩希 中野英雄 古手川祐子 岩城滉一 八千草薫 |
配給 | ザナドゥー |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 107分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.69点★★★★☆、13件の投稿があります。
P.N.「ゆう」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-12-10
昨日の夜に、一人こっそりと見て感動して涙がボロボロと…。小出君の演技にもうっとりしつつ、話の内容にも感激して泣いてしまいました。また、借りてきて見たい反面に自分でDVDを持っていたいなあと思いました。ホントよかった。