海でのはなし。 作品情報
うみでのはなし
誰かを大事に思うこと。ちっぽけだけど、いちばん大切なこと。ごく普通の家庭で両親の愛を一身に受け、珍しいくらいまっすぐに育ってきた女の子、楓(宮崎あおい)。でもある日楓は、母親が父親の愛人だったことを知ってしまう。お父さんには、私たち以外に本当の家族がいる…。傷ついた楓はが向かったのは、博士(西島秀俊)のいる場所だった。楓より少しだけ大人で、とぼけたことばかり言う博士は、楓にとっては近くて遠いひと。そして、とても大事なひと。恋とかそういうのじゃなくて、もっともっと深い何かで繋がっているような。博士は、誰ともあまり関わりをもたずに生きてきた。傷つかないですむし、そのほうが楽だからだ。でもいったいいつからだろう。両親を愛することさえできなくなったのは…。二人を乗せた車は海へと向かう。真夜中の浜辺。闇から響く波の音。ことばは途切れながらも続いてゆく。そしておとずれる、やさしい朝。楓と博士。不器用な二つのこころは少しずつ寄り添って。小さなことがぜんぶ大切。たとえそれが答えじゃなくても。誰かを大事に思う気持ちがあれば、自分のことも、自分以外の誰かのことも、きっともっと愛せるはずなんだ……。
「海でのはなし。」の解説
“CDアルバムから映画を作る”。監督の大宮エリーが、スピッツ初のTVCMを手がけたことをきっかけに生まれた、小さくて可愛いラブストーリー。主演は、いまやドラマ『純情きらり』(NHK)でのコンビとしても誰もが知る二人、宮崎あおいと西島秀俊。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年12月16日 |
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キャスト |
監督:大宮エリー
出演:宮崎あおい 西島秀俊 天光眞弓 保積ペペ 菊地凛子 川村早織梨 毬谷友子 勝野洋 |
配給 | リトル・モア |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 71分 |
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