P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-06-01
この映画はバットマンの誕生秘話を描いている。
「バットマン フォーエバー」で子どもの頃、井戸に落ちた事故により、コウモリへの恐怖を覚え、両親を強盗に殺されたという話から、1作目の「バットマン」に出てくる怪人ジョーカーの出現や警察がバットマンを呼ぶときの合図を決めるなど、話がスムーズ?に繋がっている。
気になった点として、ゴッサム・シティがティム・バートン監督作品のバットマンに出てくる街とは違う場所に見えることだ。
今回の「ゴッサム・シティ」は二重構造になっているんですか?
普通に街の人々が行きかう通りから、地下のようなところに入ると、そこは暗く、犯罪が渦巻いている。
それとは別に悪の巣窟であり、貧困の街であるナローズ島がある。
ナローズ島だけを見ると、いつものゴッサム・シティに見えるのだが、他は現代の大都市の真ん中に、無理矢理ウェインビルを建て、そこを中心に四方八方にモノレールを通しただけの街になっている。
夜の風景はまだ良いのだが、昼間の街は、あまりにも綺麗に見えて、あのゴッサム・シティとは別の街に見える。 昼間の街並は映さないほうがイメージを保てたと思う。 その辺りが不満かな。 またヒロインのレイチェルが無防備すぎるのもちょっとね。 危険人物と平気で二人きりにならないで欲しい(笑)。 また、脇役ではゲイリー・オールドマンとリーアム・ニーソンが良かったな。