愛の世紀 作品情報
あいのせいき

若き芸術家エドガー(ブリュノ・ピュツリュ)は、「出会い、情熱、別れ、和解」という愛にまつわる4つの瞬間を、3組のカップルを起用して描く新作を構想する。その企画に』ふさわしいヒロイン像として、2年前に出会った「彼女」(セシル・カンプ)が頭に浮かぶが、清掃員をしながら子育てをし、コソボ問題の集会に通う彼女は、出演依頼になかなか応じようとしない。それでもなんとか企画が実現できそうになった時、エドガーは彼女が死んでしまったことを知らされる。その2年前の回想。エドガーは第2次大戦中の対独レジスタンスについての研究のため、ブルターニュの歴史家(ジャン・ラクチュール)の下を訪れる。そこへハリウッドからスピルバーグ・アソシエイツのエージェントと国務省の役人が現われ、かつてレジスタンスの闘士だった老夫婦の回想録の映画化権をめぐる交渉が始まる。分厚い契約書を点検する法学生の孫娘、それが「彼女」だった。やがてエドガーを乗せた列車がパリに到着する。彼の終わりのない旅が、ここからまた始まる。
「愛の世紀」の解説
21世紀の幕開けに、ジャン=リュック・ゴダールが描いたのは、「愛」をめぐる物語。混沌としたこの現代に愛を信じられるのか、そもそも愛とは何なのかを若き芸術家エドガーを主にして問う。前半パートを35ミリフィルム、後半パートをデジタルビデオで撮影し、魔法のように艶やかなモノクロームフィルムで映し出されるパリの街並が、やがてデジタルビデオによるカラフルで強烈なブルターニュ地方の風景へと姿を変える。撮影は「アデュー、ぼくたちの入江」のクリストフ・ポロック。出演は「ひとりぼっちの狩人たち」のブリュノ・ピュツリュ、「ヴァンドーム広場」のセシル・カンプ、これが遺作となったジャン・ダヴィーほか。2001年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品、2002年アカデミー外国語映画賞スイス代表。2026年6月20日より開催の特集上映企画「21世紀のジャン=リュック・ゴダール わたしたちの映画 2001-2010」(シアター・イメージフォーラム渋谷ほか全国順次公開)にて、4K修復版を国内初上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2002年4月13日 |
|---|---|
| キャスト |
監督:ジャン・リュック・ゴダール
出演:ブリューノ・ピュツリュ セシル・カンプ ジャン・ダヴィ フランソワーズ・ヴェルニー クロード・ベニェール レモ・フォルラーニ ジャン・アンリ・ロジェ ジャン・ラクチュール フィリップ・ロワレット オードレー・クルバネール ジェレミー・リップマン マーク・ハンター ブルーノ・メスリーヌ ジェユール・ベグゥーラ |
| 配給 | プレノンアッシュ |
| 制作国 | フランス=スイス(2001) |
| 上映時間 | 99分 |
(C) 2001 Avventura Films/Peripheria/Canal+/Arte France Cinéma/Vega Film/RTS
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