波止場野郎 作品情報
はとばやろう
新一は暗黒街に生きる自称ハマの顔役。何度か傷害罪で警察にあげられたが、気っぷのよさで島村刑事や三浦刑事に可愛いがられていた。新一に対抗しているのが昌竜丸の船長藤田だ。彼はボス王秀沈の命令で謀報員ギルバートの所持する秘密文書を奪おうとした。ギルバートを昌竜丸に拉致した。新一の仲間タツがこれを見、昌竜丸に乗りこんだが捕えられた。タツの恋人マリが新一に助けを求めた。新一らが駈けつけた時、昌竜丸は爆発し海底に没した。愛人を失ったマリは、故郷へ帰る決心をし東京駅を発った。前に座った男は藤田だった。藤田が生きているのならタツも?横浜駅で下車した藤田の後をマリは追った。途中、新一に連絡し彼らのアジトも見つけたが、藤田の配下の弾に倒れた。新一らが駈けつけ拳銃戦が展開した。意識を恢復した新一は、幼友達紀子のベッドに寝かされていた。--王の情婦李紅玉は、場合によっては王を射殺せよという命を受けていた。王は本国の指令を無視するのだ。紅玉と王が対決した。そこへ、島村刑事からの連絡で新一が駈けつけた。驚くべきことには、王は新一がGメンの旦那と慕っていた三浦刑事だったのだ。王は新一に拳銃を向けた。危機一髪、島村が王の拳銃を射ち落した。横浜港、新一がタツたちのことを思い浮かべながら悄然と海を眺めていた。その傍には紀子がいた。
「波止場野郎」の解説
「さいころ無宿」の大和久守正の脚本を「続べらんめえ芸者」の小石栄一が監督したアクションもの。撮影は「ずべ公天使」の高梨昇。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:小石栄一
出演:小野透 堀雄二 永田靖 北原しげみ 神田隆 久保菜穂子 曽根晴美 藤島範文 山手宏太郎 木川哲也 山東昭子 植村謙二郎 山本麟一 関山耕司 岩城力 ジョージ・M・リード ダズ・バリガ 南川直 ダナ・ケイ ユセフ・トルコ 清村耕次 曽根秀介 荒川さつき 青山定司 伊藤慶子 |
---|---|
配給 | 第二東映 |
制作国 | 日本(1960) |
上映時間 | 71分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「波止場野郎」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。