風が呼んでる旋風児 銀座無頼帖 作品情報
かぜがよんでるせんぷうじぎんざぶらいちょう
七億円のダイヤをめぐって、須田を首領とする邦人グループとアンダーソンを中心とする外国人一味の二つの密輸組織が張り合っている。ダイヤを手に入れた須田は医師田沼を脅迫、子分秋山を開腹手術してダイヤを縫い込み、なお田沼の口を封じるために長男厚司をさらって行った。銀座旋風児・二階堂卓也は、助手の政吉、京子と共に活動を開始、警視庁も動き出した。中村捜査課長は国外へ脱出しようとした秋山を捕えたが、アンダーソン一味の襲撃にあい、卓也が駈けつけたときは、秋山は殺されダイヤも奪われていた。翌晩の羽田空港で須田一味、ダイヤをかくし持って旅客機に乗ろうとするアンダーソンの手下、二階堂卓也と政吉の間に三つ巴の乱闘が展開、卓也はダイヤを奪いとり、数人の密輸団員は警官に逮捕された。つぎの朝、「ダイヤと交換に厚司少年を渡す」との電話が卓也にかかってきた。卓也は中村捜査課長にダイヤを手渡したが、再びアンダーソン一味に襲われてダイヤは奪い返された。田沼博士は一人息子を救ってくれと、卓也にすがる。卓也はアンダーソンが館山から香港へ飛ぼうとしているのを知り、中村課長と館山へ急行、死闘の後、ダイヤを手にモーターボートで指定の場所大森へ驀進する。卓也が、大森から警官の尾行をまきつつ、誘拐犯の指示通り隅田川べりの倉庫上に立つと銃声一発、卓也は河中へ真逆さま。しかし、油断して近づく須田に卓也必死のパンチが飛ぶ。厚司少年は無事に救出された。
「風が呼んでる旋風児 銀座無頼帖」の解説
銀座旋風児シリーズの第六作。川内康範原作から「二階堂卓也銀座無頼帖 帰ってきた旋風児」の織田清司と保坂潔が共同で脚本を執筆「腰抜けガン・ファイター」の野ロ博志が監督したアクションもの。撮影は「野獣の青春」の永塚一栄。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:野口博志
原作:川内康範 出演:小林旭 松原智恵子 高品格 梅野泰靖 清水将夫 高野由美 佐藤公明 松尾嘉代 深江章喜 山田禅二 星実 河野弘 赤司健介 衣笠真寿男 フランツ・グルーバー 黒田剛 ペドロ 雪丘恵介 長弘 小柴隆 佐川明子 露木護 山口吉弘 樽井釉子 玉井謙介 神山勝 河上信夫 橘田良江 緑川宏 村上和也 原田貢 志方稔 藤村有弘 白井鋭 二木草之助 中尾実 三杉健 二階堂郁夫 |
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配給 | 日活 |
制作国 | 日本(1963) |
上映時間 | 82分 |
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